GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

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受賞対象名
人協働ロボット [COBOTTA]
事業主体名
株式会社デンソー+株式会社デンソーウェーブ
分類
生産・製造用機器・設備
受賞企業
株式会社デンソー (愛知県)
株式会社デンソーウェーブ (愛知県)
受賞番号
18G080696
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本製品は、動作時に安全柵を必要としない人協働ロボットである。簡単な組付け、仕分け、検査等の労働集約型の小さな作業に適している。人と共存した作業環境でユーザーが安心して使えるように、本質安全と機能安全の両面からアプローチし安全性を確保。コントローラーを内蔵しながら重量約4kgの小型・軽量ボディでどこでも持ち運ぶことが可能。直感的に操作ができるUIによってロボットを使い慣れていない人でも短時間で作業を自動化できる。制御用APIを公開しクリエイターが自由な開発環境でオリジナルアプリの開発を可能にすることでプロのニーズにも応える。工場はもちろん、ロボット導入が進んでいない様々な業界の自動化に貢献する。

プロデューサー

株式会社デンソー 新事業統括部、FA事業部+株式会社デンソーウェーブ 製品企画室 澤田洋祐

ディレクター

株式会社デンソーウェーブ マーケットコミュニケーション室 杉山真二

デザイナー

株式会社デンソーウェーブ マーケットコミュニケーション室 杉山真二/FA・ロボット事業部 森本英樹

詳細情報

https://www.denso-wave.com/ja/robot/product/collabo/cobotta.html

発売
2018年2月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「安全性」と「操作性」を追求し、10分で作業を自動化するポータブル人協働ロボット

背景

産業用ロボットは、自動車・電気電子業界を中心に、大量生産を前提とした大規模な製造工場に導入が進んできた。しかし労働力不足が社会的な問題となっている昨今、従来ロボットの導入が進んでいなかった中小企業、三品産業(食品・化粧品・医薬品)、サービス産業、オフィス事務や研究開発でも、ロボットの活用が求められている。しかし多品種・小量生産への対応の難しさや、ユーザー側のロボット運用のノウハウ不足等、様々な導入障壁があることが現状である。私たちは、必要な場所で、必要な時だけ、必要な作業を、手軽に自動化できるロボットなら、導入の障壁を下げ、潜在的な自動化ニーズに応えることができると考え開発をスタートさせた。

デザイナーの想い

人と協働する存在として大切にしたのは、安全性と操作性を追及した「人へのやさしさ」です。【安全性】指の挟込みを防ぐため、駆動部をL型で、真円断面で接続するアーム構造とした。威圧感を与えず、衝突時の圧力を低減するため、繭のように丸みを帯びさせ、ビスを排した滑らかな面で意匠を構成。異常停止等のロボットの状態をユーザーがどの位置でも視認できるよう、ベース部にLEDを配し360度表示させた【操作性】ロボットに動作を記憶させるティーチングは、手によるアームの直接操作、カメラの活用、直感的に使えるGUIを組合せた。視界を変えずにティーチングできるようアーム上に操作ボタンを配置。ユーザーの自動化アイディアをストレスなく具現化し、ロボットを操作すること自体がもっと楽しくなるような製品を目指した。 将来は自動化アプリやロボット自身をユーザー同士がシェアすることで、広く自動化ニーズに応え社会に貢献してゆきたい。

仕様

軸数:6軸(アーム部)、アーム長342.5mm(第1アーム165㎜+第2アーム177.5mm)、 本体質量:約4kg、定格可搬質量0.5kg、位置繰返し精度±0.05mm

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社デンソーウェーブ

審査委員の評価

安全柵を必要としない人協働ロボットとして、完成されたデザインに仕上がっている。産業ロボットにありがちな心理的な障壁(危険性や威圧感)は皆無である。簡単な操作で自分の動きを滑らかにトレース可能であり、その動く様子は、健気さや可愛らしさといった人格をも感じさせる。プロダクトのCMFも綺麗に細部まで仕上げられており、近い未来にデスクの横にはこういったパートナーが居ても不思議ではないと思わせた。

担当審査委員| 田子 學   石川 善樹   内田 まほろ   重野 貴   Sertaç Ersayın  

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