GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
自動車専用船 [次世代型自動車船 FLEXIEシリーズ]
事業主体名
MOL ACE/株式会社商船三井 製品輸送営業本部 自動車船部(社長:池田潤一郎)
分類
船舶
受賞企業
MOL ACE/ 株式会社商船三井 製品輸送営業本部 自動車船部 (東京都)
受賞番号
18G070650
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「FLEXIEシリーズ」はMOL ACEという「自動車輸送サービス」のブランドを構築するにあたり、「①顧客・社会への視点」、「②ハード面」、「③ソフト面」という3つの観点と「FLEXIBILITY」というシップ・コンセプトを体現する存在として生み出されました。 ①顧客・社会に対してより機能的、かつ新鮮なビジュアルでFLEXIBLEに。積載効率を6%以上アップさせるとともに、業界内外からの好評を博しました。 ②ハード面では、船型から機関部まで最新ECO技術で地球に優しい船に。輸送1台あたりCO2排出量を14%ダウンしました。 ③ソフト面では最新IOT技術をフル活用。安全・安心な船に進化しました。

プロデューサー

MOL ACE/ 株式会社商船三井 製品輸送営業本部 自動車船部(社長:池田潤一郎)

ディレクター

南日本造船株式会社(社長:池辺隆太郎)

デザイナー

株式会社イディー、南日本造船株式会社、株式会社商船三井

詳細情報

http://www.mol.co.jp/pr/2018/18020.html

利用開始
2018年3月15日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「機能的・効率的」な貨物船に、社会や顧客とのつながり、人のぬくもりを感じさせる情緒を加えました。

背景

世界経済の影響を受けて激動する海運マーケット(※1)と、多様化する世界各国の顧客からのニーズ(※2)に柔軟に対応することで、顧客・社会への新たな価値を提供していくことが求められていました。そんな中で「MOL ACE」という世界統一ブランドを構築し、そのフラッグシップとして、海上輸送に新たな付加価値を与える「FLEXIEシリーズ」の企画・開発がスタートしました。 (※1)経済の状況と、 貨物の荷動きは関連性が高く、海運マーケットは経済情勢との連動制が高い市場として知られています。世界経済が激動する状況下で、世界の海運会社による競争が激化し、厳格化する環境規制もあいまって海運業界はまさに荒波の渦中です (※2) 多様な車種を、あらゆる地域に、あらゆるスケジュールで輸送したいというニーズが世界各地でありました(昔は日本発海外向けの輸送ニーズが多かったが、最近は世界各地に分散しています)

デザイナーの想い

海上輸送の本質は、ただ「モノを運ぶ」ことではなく「モノを運ぶ」ことで、そのモノの価値を高めたり、付加価値を与えることだという風に考えました。例えば、ある人や場所では有り余っていて腐りそうな果物が、別の人や場所においては不足していて凄く求められている。海上輸送によって、この人や場所をつなぐことで生まれる価値を、多くの人や企業に提供することこそが商船三井が提供するサービスの本質であり、社会・経済の基礎であるという風に考えています。今回のプロジェクトでは、この輸送によって生まれる価値をさらに高めるためには、ただ「モノを運ぶ」以外にどのようなアプローチがあるのか、という点からデザインに取り組みました。

仕様

【全長:199.9m(50階建ての高層ビルを横に倒した程の大きさ】 【積載可能台数:6,800台(東京ディズニーランド駐車場収容台数が8000台) 】【最新のECO技術、IOT技術を搭載して、安心・安全・効率的な輸送を可能に 】その他詳細な仕様 全幅:32.2m 型深:37.4m 総トン数:62,500トン デッキ階数:14階(内、リフタブルデッキ6階層)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

自動車専用船が寄港できる世界各港。同シリーズ船は2019年3月までに計4隻が竣工
商船三井公式YouTubeチャンネル >MOL ACE関係の動画を随時アップデートしていきます

審査委員の評価

自動車輸送船を再定義した結果、従来ない新しいイノベーションを実現した点が素晴らしい。特筆すべきはデザイン思考を用いて再編集された輸送船内空間である。フレキシブルな可動フロアが車高の異なる自動車の運搬を可能にした。その結果、従来比2.5倍の効率化にくわえて、バスや鉄道の同梱運搬が可能となり、新たな輸送ニーズを生み出している。操作系にARや最新IOT技術を取りいれて正確さと高度な安全性を実現している。

担当審査委員| 菅原 義治   佐藤 弘喜   野原 卓   森口 将之   Hrridaysh Deshpande  

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