GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドフォーカス賞 [新ビジネスデザイン]

受賞対象名
全国路線バス情報整備の取り組み [ナビタイム全国バスデータ整備プロジェクト]
事業主体名
株式会社ナビタイムジャパン
分類
一般・公共用システム・サービス
受賞企業
株式会社ナビタイムジャパン (東京都)
受賞番号
18G070577
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本プロジェクトでは、バス利用者への利便性向上とバス事業者の業務円滑化への貢献を目的として、国土交通省が公表する全国515社(保有台数5台以上)の路線バス事業者を対象に調査を行い、時刻表やバス停位置等の情報を整備して電子データ化することで、当社サービスを通じて情報提供できる仕組みを構築しました。2006年3月から11年間かけ、バス事業者一社一社に交渉してデータを収集し、各社異なるデータを手作業で統一フォーマットに変換したり、実地調査等の地道な調査を独自に行いました。これまで国内のバスデータを統一したサービスは存在せず、全国の路線バスに100%対応したナビゲーションの提供は、日本初の取り組みです。

プロデューサー

代表取締役社長 大西啓介

ディレクター

代表取締役社長 大西啓介

デザイナー

「ナビタイム全国バスデータ整備プロジェクト」チームメンバー

詳細情報

http://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/201801/24_4339.html

利用開始
2018年1月24日
販売地域

日本国内向け

設置場所

日本全国

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

全国すべての路線バスを対象に、時刻表やバス停位置等の情報をデータ化し、公共交通の利便性向上に貢献。

背景

公共交通の減少や高齢化によって、日常生活に支障がある交通弱者が増え、路線バスの活用が求められています。一方で、規制緩和による民間事業者のバス事業参入等により利用者の減少が続き、路線バスの多くが不採算路線な状況です。またバスは路線網や利用方法がバス事業者ごとに異なり複雑なため、利用者が減っているのが現状です。ナビゲーションサービスを提供する会社として、バス事業者や利用者の課題解決に何かできないかと考えて、バスデータを整備して、サービス内でバスを利用するルートを提示することで、バス事業者の活性やバス利用者への利便向上に貢献できると考えました。すべての路線バスに対応することで、従来では検索結果に出なかったルートを提示でき、また運行会社の異なる路線バスを乗り継ぐルート表示が可能なため、利用促進に貢献できると考えます。またバス路線への対応は利用者からの要望も多く本プロジェクトを開始しました。

デザイナーの想い

利便性を追求し、当社提供の公共交通の乗換やルート案内等、月間4800万人(2018年6月末時点)が利用するサービスに対応しました。利用者は通常の操作で時刻表やバス停位置の確認、バス停間の乗換が自然に利用できます。また2017年度には情報を分かりやすく表示する等、バス特化アプリ『バスNAVITIME』をリニューアルしました。当社サービスでは、バスの乗り継ぎ経路に加え、徒歩と公共交通を組み合わせたルートを提供できるため、無理のない乗り継ぎを考慮した経路の提案が可能です。複雑なデータを整備することで、利用者は快適な移動ができ、バス事業者は利用者が増加することを目指しました。今後もバス事業者との連携を強め、全国の自治体に及ぶコミュニティバスの拡充を行っていきます。どこへ行っても安心・快適な移動をサポートしながら、バスだけでなく、公共交通、徒歩、車等を利用した、移動全体の最適化に貢献していきます。

仕様

『NAVITIME』 iOS9.0以降対応、Android OS4.0以降対応のスマートフォン・タブレット 、『バスNAVITIME』 iOS9.0以降対応、Android OS4.4以降対応のスマートフォン・タブレット など。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

Google Play、App Storeなど。
『NAVITIME』紹介サイト
『バスNAVITIME』紹介サイト
『PC-NAVITIME』

審査委員の評価

同じ地域に異なるバス会社が併存する日本において、全515社にも及ぶバス会社へのリサーチ、現地のバス停位置情報の確認など、地道な情報収集と電子データ化により、100%のバスデータを獲得しているのは特筆に値する上に、莫大なデータを扱っていながらインターフェイスはシンプルでわかりやすく、行き先が同じでも異なる系統の車両合わせて表示されるなど、利便性も高く、より積極的なバス利用を促進するシステムデザインとして優れている。

担当審査委員| 菅原 義治   佐藤 弘喜   野原 卓   森口 将之   Hrridaysh Deshpande  

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