GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
大判インジェットプリンター [imagePROGRAF PRO-6000/ PRO-4000/ PRO-2000]
事業主体名
キヤノン株式会社
分類
業務用情報機器
受賞企業
キヤノン株式会社 (東京都)
受賞番号
18G050445
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本製品は、プロ写真家の作品を出力するプリントラボに向けた、最高画質を備えたプロフェッショナル向け大判プリンターです。設置性と作業性の向上を図る為、メカ構成や使い勝手をゼロから見直し各ユニットをアクセス性を考慮した適正な位置に再配置することで、従来モデルから300㎜のサイズダウンを実現した、世界最小幅サイズの大判プリンターです。ロール紙及びインクタンク交換、操作パネルへのアクセス等、全ての基本操作が正面側から行うことができるフルフロントオペレーションを実現、背面左右の3面を壁ピタ設置可能とし、コンパクトなボディサイズと合わせて設置の自由度を格段に高めました。

プロデューサー

キヤノン株式会社 専務執行役員 インクジェット事業本部長 大塚尚次

ディレクター

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 所長 石川慶文

デザイナー

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 草薙喬、泉屋光太郎

詳細情報

http://cweb.canon.jp/imageprograf/lineup/pro/index.html

発売
2016年6月
価格

378,000 ~ 1,698,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

プロフェッショナル向けフォト機器として操作性・設置性を追求した機能的なデザイン

背景

近年、プロ写真家のための作品制作ツールとしての大判プリンタニーズの高まりがあります。デジタルカメラの普及により、製作環境のデジタル化が進み作品制作の環境が大きく変わりました。その製作環境の変化に合わせて、写真家個人所有のデジタルカメラとプリンタでの作品制作環境と、全く同じ印刷プロファイルにて印刷が可能な大判プリンタまで、トータルで最高画質の入出力機器を用意することで、効率的で生産性の高い製作環境を提供することが求められました。 また、大判プリンタが使用されるプリントラボなど作業環境での実用性の向上のため、現場の声を拾い上げる徹底した市場調査を行いました。多くの現場において、限られた狭い空間での複数台運用が見受けられ、設置性と作業性に大きな課題があることが分かり、プロフェッショナル向け機器としてどうあるべきか、徹底検討する必要がありました。

デザイナーの想い

撮影からプリントアウトまで、全て自社製品で賄うことが出来る他社にはないキヤノンの強み・連携を視覚化することを目指しました。一眼プロフェッショナル向けカメラの持つ仕上げの品位・堅牢性の高さなど「道具」としての価値観の共有から機能的でミニマルなスタイリング・質感表現を取り入れると共に、EF-Lレンズ個々のプロファイルを活かす機器連携技術により最高画質プリントを提供する製品にのみ許されるレッドライン表現など、プロフェッショナル機器らしさを徹底追求しました。 また、USAのフォトスクールやプリントラボなど、大判プリンターが使われている現場の調査から課題抽出を行いました。複数台使用時でも離れた場所からプリンタ各々の状態が分かるLEDバーの搭載や、設置性の自由度を高める圧倒的なコンパクト設計、各操作部分を正面に集中させる効率的な適正配置など、機能的で明解な構成により課題解決を図りました。

仕様

imagePROGRAF PRO-4000(44inch対応モデル)  外形寸法(W×D×H): 1,593×766(バスケット開時は984)×1,168mm  本体重量:約123kg(ロールホルダー込み、ヘッド・タンクは含まない)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

キヤノンマーケティングジャパン株式会社

審査委員の評価

プロフェッショナルユースでの最高画質出力を目的とした大型プリンターであるため、一般事務所ではなく、高画質プリントに特化した出力サービス店舗などでの利用が主であろう。そこでは、複数台設置と作業の効率性が問題となるが、ロール紙交換を含む全ての操作が完全にフロントアクセス可能である事は作業者にとっては大きなメリットである。こういった操作性に関する徹底が高く評価されたが、同時に、同社のEOSシリーズとのデザイン言語の統一など、インプットからアウトプットまで品質保証するという企業姿勢を巧みに演出しているところは、しっかりとしたデザイン戦略の存在を感じさせた。

担当審査委員| 片岡 哲   石川 俊祐   石川 温   櫛 勝彦   林 千晶   De Liu  

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