GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
デジタルシネマレンズ [CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S/ CN-E70-200mm T4.4 L IS KAS S/ ZSG-C10(ズームサーボグリップ)]
事業主体名
キヤノン株式会社
分類
業務用放送・音響機器
受賞企業
キヤノン株式会社 (東京都)
受賞番号
18G050370
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

①シネマEOSシリーズ用、プロユーザー向け普及クラス交換レンズ ②映像制作の現場では、動画コンテンツの増加や速報性のニーズへの高まりなどを背景に、機動性の高いデジタルシネマカメラによる高品質低予算の映像制作業務が拡大している。 本レンズは中小規模のプロダクションをターゲットにした製品で、ドラマやCM、ブライダルやドキュメンタリー制作、スポーツや報道現場での撮影における優れた運用性と操作性を実現する。幅広い焦点距離の小型・軽量なボディ、電動ズーム、着脱式グリップといった特徴を兼ね備えたデザインにより、快適なワンマンオペレーションを可能にし、低予算制作の品質向上と裾野の拡大に貢献している。

プロデューサー

キヤノン株式会社 常務執行役員 イメージソリューション事業本部長 山田昌敬

ディレクター

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 所長 石川慶文

デザイナー

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 五十嵐理彰, 木村浩之

詳細情報

http://cweb.canon.jp/cinema-eos/special/ef-cinemalens/lineup/compact-servo.html

発売
2016年10月
価格

700,000円 (CN-E70-200mm T4.4 L IS KAS Sはオープンプライス、ZSG-C10は7万円)

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

様々な撮影スタイルに対応する柔軟な運用性を備え、快適なワンマンオペレーションを可能にするシネマレンズ

背景

近年のシネマカメラ市場は、カメラの小型化と低価格化が顕著である。インターネットの普及に伴い動画コンテンツが増加し、映像制作の予算の低価格化も著しい。 そのような環境下では、レンズはスチルカメラ用の交換レンズが利用されることが多いが、繊細なフォーカス操作や滑らかなズーム操作を行うことが難しいため、特に放送スタイルのビデオカメラを使用してきたユーザーからは動画撮影における操作性の改善を求める声が多い。 そこで我々は、小型・軽量で、オートフォーカスとサーボズーム機能を搭載し、価格的バランスのとれた動画用ズームレンズシリーズを考案した。これらの特徴をすべて兼ね備えた多用途なレンズ製品は今までにないものであることから、この製品がユーザーの不満を解消しさらに大きく役立つことを期待している。

デザイナーの想い

・TV系カメラマンがカメラを肩に載せて使用する場合にレンズ操作しやすくするため、グリップを取り付けて使用できるようにした。グリップにはTVカメラ用ハンディレンズで培ったエルゴノミクスを採り入れることにより、プロが納得する本格的なホールド性やズームレバーの操作性を実現した。肩に載せた姿勢のままレンズの目盛りを読めるようにするため、目盛の窓や指標の中心を側面に配置するようにした。 ・ブライダル系カメラマンが手持ちでカメラを構える場合にレンズ操作しやすくするため、グリップを外して使用できるようにした。レンズを保持する左手が、安定を保ちつつ指先で繊細なズーム操作が行えるよう、ボタンの配置を新しく工夫した。 ・クレーンやドローンに装着するリモートカメラで使用する場合においてもまた、グリップを外して小型軽量に使用できることによって、カメラの設置の自由度と運用の効率性を高めた。

仕様

■CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S マウント:EFマウント 絞り羽根枚数:9枚 最至近撮影距離:0.5m / 1.7ft 前玉径:直径84mm 外形寸法(WxHxD):約93.4x107.2x182.3mm 質量:約1.2kg ■CN-E70-200mm T4.4 L IS KAS S (下記以外は上と同じ) 最至近撮影距離 :1.2m / 4ft 質量: 約1.25kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

撮影機材プロショップ、撮影機材レンタル店

審査委員の評価

キヤノンが長年培ってきた光学技術の投入により実現した4Kカメラ対応のレンズ。背景には、動画コンテンツの増加や即時性に重きがおかれる傾向により、小型化や低価格化への要望の強まりがある。そんな時代のニーズに真っ直ぐ向きあい、操作性の高さや描写力を諦めることなく、コストダウンを実現している。クリエイターの創造力を引き出し、世界のプロフェッショナルワークを支えるレンズと言える。

担当審査委員| 片岡 哲   石川 俊祐   石川 温   櫛 勝彦   林 千晶   De Liu  

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