GOOD DESIGN AWARD

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2017

GOOD DESIGN|ロングライフデザイン賞

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受賞対象名
歩行者天国 [中央通り(銀座地区)歩行者天国]
事業主体名
一般社団法人銀座通連合会・警視庁築地警察署
分類
個人・公共向けの意識改善
受賞企業
一般社団法人銀座通連合会 (東京都)
警視庁築地警察署 (東京都)
受賞番号
17L000025
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

1970年(昭和45年)より40数余年にわたり毎週末、歩行者用道路として車道を開放するとともに、ショッピングストリート銀座を安全・快適に楽しく散策できる仕組みを、築地警察署と銀座通連合会が連携して構築し、現在も継続されていることが最大の特徴である。運営については、築地警察署が信号調整や実施時の安全面に気を配り、銀座通連合会が車両通行止めのバリケードの設置や来街者の憩いのためのパラソルやベンチの設置、見回り活動を行うなど、しっかりとした業務分担と官民共同が定着している。荒天日を除き、週末にはほぼ100%実施し、「歩行者天国(ホコテン)」という言葉は銀座地区の魅力を伝えるイメージとともに定着した。

プロデューサー

一般社団法人銀座通連合会+警視庁築地警察署

詳細情報

http://www.ginza.jp/

利用開始
1970年4月
販売地域

日本国内向け

設置場所

銀座通り(銀座通り口交差点から銀座8丁目交差点までの間)の約1,100メートル

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

地域と行政が一体となって、快適で安心・安全な公共空間をつくりあげ、50年近く守り続けている。

背景

高度経済成長の1960年代後半、自動車の急増による交通戦争(事故の急増)や、大気汚染問題・環境問題への配慮の高まりにより、自動車優先の道路交通から歩行者中心の交通への転換が求められたことなどを契機にスタートした。1969年に美濃部都知事(当時)からの銀座側への実施要請、翌1970年に東京都と警視庁から、築地警察署を通じて実施要請があり、これに銀座の街が応える形で始められた。

デザイナーの想い

銀座通りは、銀座のシンボル的な存在。そこで行われる歩行者天国は、その長い歴史のなかで定着し、銀座にとって、また来街のお客様にとってもなくてはならない存在である。近年、世界的にも中心市街地を歩行者中心とし、公共空間として活用する動きが高まっているが、銀座通り歩行者天国はまさにその先駆けとであるという誇りを持っている。

仕様

土・日曜、休日の正午から午後6時(10月〜3月は午後5時まで)まで中央通り(銀座通り口交差点から銀座8丁目交差点まで約1,100メートル)の車両の通行を完全に禁止し、歩行者用道路として車道を開放している。

審査委員の評価

モノではなくコトをロングライフに選定するには、慎重な議論があった。しかし、普段は車両が占有する場所を人々が歩き憩う場所にという価値転換をこれほど鮮やかにそして暮らしの中に浸透させた希有な事例はないであろうという議論を経て賞となった。混乱なく時間通り正確に運用されているが、警察や関係者のご努力はもちろんのこと、協力する日本人一人一人のメンタリティーやマナーによるところも大きいのではないか。

担当審査委員| 柴田 文江   齋藤 峰明   永井 一史   福光 松太郎  

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