GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
希望、ふくらむ  トラムトレイン [希望、ふくらむ トラムトレイン]
事業主体名
えちぜん鉄道株式会社+福井鉄道株式会社+福井県+福井市
分類
社会基盤システム/インフラストラクチャー
受賞企業
えちぜん鉄道株式会社 (福井県)
受賞番号
17G151311
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

自動車に依存した地方都市構造の問題点が、中心市街地の衰退や行政コストの増大などにより顕在化して久しい。これらの課題を解決し、コンパクトで持続可能な都市を目指すため、既存の鉄軌道ストックを活用し、郊外から都市中心部へのアクセス向上、南北交通軸の公共交通機関による強化を目指して計画された事業である。 車両の相互乗り入れの実現に必要な鉄道施設の整備、LRV車両(ki-boとfukuram)の導入などのハード整備に加え、旅客利便性向上のための乗継割引、ダイヤ調整等を行い、自動車からの転換を目指している。また拠点駅である田原町駅の全面刷新と周辺整備と合わせ、地域活性化の拠点整備も同時に行っている。

プロデューサー

えちぜん鉄道株式会社+福井鉄道株式会社+福井県+福井市

ディレクター

えちぜん鉄道株式会社

デザイナー

Good Morning 三田村敦、真田悦子、清水万智

利用開始
2016年3月27日
設置場所

福井県福井市、鯖江市、越前市

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

やさしさと希望

背景

新しい車両、新しいサービスを導入するにあたり、今まで鉄道を使っていなかった方に知ってもらい、使ってもらうには、という視点で車両の色、形、内装をデザインしました。結果として出来上がったとてもかわいらしい車両に、福井の将来のまちづくりへの期待を込めたネーミングを行い、鉄道・軌道の相互直通運転というサービスに「存在感」を出すことを狙っています。

デザイナーの想い

「黄色」+「坊、相棒、ロボ」 → 「ki-bo」キーボ。 希望の意味も込めて。 福井鉄道のFUKURAMとともに、 相互乗り入れによる地域の発展を願って、 「希望、ふくらむ。」となるようなネーミングを行いました。また、田原町駅のサインは「おしゃべりなサイン」というコンセプトで、通勤や通学、ライブなどでさまざまな人が利用する駅として、にぎわいや楽しさをイメージしました。 二つの鉄道会社が乗り入れする駅であり、困った時は気軽に声をかけられる雰囲気づくりをデザインで後押しします。吹き出しを使った視認性の高いパネル、丸みがありかつ可読性の高い書体の使用により、やさしさと活気のある雰囲気を表現しました。

仕様

福井鉄道、えちぜん鉄道の線区内で以下の整備を実施し、日本初となる、異なる事業者間での鉄道区間から市内路面電車区間への直通運転を開始。 ◇事業区間 ・越前武生駅~鷲塚針原駅 ◇事業期間 ・平成25年度~27年度 ◇整備内容 ・低床ホームの整備 (田原町駅、福大前西福井駅、 日華化学前駅、八ツ島駅、 新田塚駅、鷲塚針原駅) ・線路接続 ・信号・電気設備の整備 ・LRV車両の導入(2編成)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

福井市内、鯖江市内、越前市内の福井鉄道、えちぜん鉄道沿線
えちぜん鉄道株式会社
福井鉄道株式会社
Good Morning

審査委員の評価

長い間、同じ拠点駅を共有しながらも直接繋がりのなかった福井鉄道とえちぜん鉄道が、鉄道施設の整備やLRV車輌の導入、旅客利便性向上のための乗継割引、ダイヤ調整等を行って車両の相互乗り入れを実現した。車輌に関しては、今まで鉄道を使っていなかった方に知ってもらい、使ってもらうという視点で両社共に車両の色や形、内装、名称を適切に設計し、その結果として連絡運輸利用者が前年度の約3倍という大幅増加という成果が生まれている。

担当審査委員| 廣田 尚子   青山 和浩   小林 茂   ナカムラ ケンタ   林 千晶  

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