GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
医療情報システム [MINCADI]
事業主体名
株式会社A-Line
分類
業務用ソフトウェア・サービス・システム/業務用機器インターフェイス
受賞企業
株式会社A-Line (大阪府)
受賞番号
17G151300
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

MINCADIは、医療施設向けの情報システムで、画像検査担当者らのナレッジ(知識・経験)を医療施設の垣根を超えて世界中で共有できる画期的な情報システムです。例えば、CT検査。検査時に選択する撮影法と検査による受診者の被ばく量は、医療施設によって様々。そこで本システムは、医療施設から画像検査情報を収集して、画像検査に関する実態情報から即実践したい(模範したい)撮影情報までを、施設の枠を超えて世界中の利用者(画像検査担当者ら)に提供します。本システムにより、各医療施設の検査内容を客観的に点検することが可能となり、医療施設の規模や地域を問わない良質な画像検査サービスの提供に貢献できると考えています。

プロデューサー

株式会社A-Line+京都医療科学大学 石垣陸太+株式会社A-Line 田伏誠

ディレクター

株式会社A-Line+京都医療科学大学 石垣陸太+京都医療科学大学 田畑慶人

デザイナー

株式会社A-Line+京都医療科学大学 石垣陸太+京都医療科学大学 森正人

詳細情報

http://alinejapan.com/mincadi/

発売
2017年4月1日
価格

420 ~ 470万円

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

医療機関

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

現場のナレッジを必要な瞬間に共有できる医療情報サービス環境の提供

背景

画像検査は、ガンの早期発見など人命を大きく左右する画像診断を支える極めて重要な検査です。 その画像検査の質を保つために、画像検査担当者らは、自らの経験と知識をベースにしながら病変判断可能な画像を撮影できる根拠とその時の機器設定条件を常に検討しながら業務をしています。一方、医療機器の技術進歩は著しく、加えて検査種類も豊富になり、撮影条件の設定はより複雑になっています。これまでの研究結果では、同装置・同検査であっても医療施設毎に設定値や検査内容が異なり、特に放射線を使う検査では、検査被ばく量に差が生じています。現状、「病変抽出の可不可」「機器設定値」の妥当性及び客観性は不十分のまま検査が行われていると言えます。そこで、この喫緊の医療現場の課題解決のため、検査担当者らが自施設の枠を超えて互いに検査に必要な情報を収集・比較・共有し、画像検査条件の妥当性と客観性を手にいれるデザインを考えました。

デザイナーの想い

創意工夫した点: 各医療機関の検査担当者の知識や経験だけに依存しないように画像検査内容に妥当性と客観性をもたせるような仕組みを構築した点。また、出力データが他のアプリケーションでも利用しやすい形式にした点。 めざしたこと: 受診者らが僻地・都市部などの場所を問わず、多くの医療施設で同水準にある画像検査を受診できる環境を構築すること。 将来に向けた意思: 放射線を使う画像検査では受診者を被ばくさせます。各医療機関において装置、検査、体型が同じでも受診者の被ばく量は異なります。見えない、臭わない、痛みがない、証拠を残さない放射線を使い、人命を多く救ってきた検査であるが、不安の議論が続いているのも事実です。受診者には画像検査が良質な状態で均一化されることで、医療機関の規模や地域格差に依存せず、かつ病変抽出能を確保しながらも必要以上に被ばくのない安心・安全な検査を受けることができます。

仕様

MINCADI:1. Mac OX X 10.10 以上,2. メモリ: 8GB以上,3. 解像度:1920 x 1080 以上あると望ましい,4. HDD :500GB以上あると望ましい MINCADI Web:ブラウザ:IE 10 以上、Safari 、FireFox、Chrome 等に対応

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社A-Line 本店
株式会社A-Line

審査委員の評価

検査画像の情報共有によって医療における地域格差、医療機関の規模、画像処理機器メーカーの特性に依らず、医療機関が多くのサンプルから的確な診断を提供できることは、社会的な価値が高い。セカンドオピニオンが定着する中で、患者にとっては有益性が高いと考える。情報共有システムは、提供されるサンプルの数の室と豊富さが重要となるため、国や医療機関の垣根を超えた規模に成長することを期待する。

担当審査委員| 廣田 尚子   青山 和浩   小林 茂   ナカムラ ケンタ   林 千晶  

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