GOOD DESIGN AWARD

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2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
和菓子 [PONTE  シリーズ]
事業主体名
株式会社長門屋本店
分類
食品、パッケージ
受賞企業
株式会社長門屋本店 (福島県)
受賞番号
17G131163
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

和菓子の新たなシーン創造をコンセプトとした、伝統和菓子のリデザインシリーズ。和菓子の製法については従来通りの伝統的な手作りを大切にしながら、現代生活にマッチした今までにない使い方や食べ方の提案をすることで、以下の3つの効果をもたらす事を狙いとする。①伝統菓子の歴史や技術を、現代人の需要をもって継承する②伝統和菓子の新たな価値を見出し、文化の発展に寄与する③未来志向のものづくりの発信を通じ、福島の食のイメージアップをはかる。創業170年、会津に根付く老舗だからこその視点で、昔と今をつなぎ、福島と世界をつなぐ新たな挑戦“PONTE(架け橋)”シリーズである。

プロデューサー

株式会社長門屋本店

六代目 鈴木哲也

詳細情報

http://www.nagatoya.net/

発売
2012年4月1日
価格

160 ~ 3,500円 (複数商品)

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

伝統和菓子の新しいシーンの創造

背景

震災後、福島県産品ブランドが大きく傷ついた中で、どうすれば溝を埋めることができるかが一番の悩みであった。その中で、素材からだけでなく、新たな技術や創造性という側面から、未来志向の福島の食をアピールしていく事も重要なのではないかとの思いに至った。PONTEシリーズは、伝統的な和菓子技術の良さを土台にした上で、和菓子の新たな可能性を探る、今までにない創造性を有した商品群である。福島の食に対して隔たりが大きい、若者やインバウンド市場をあえてターゲットとしている。創業170年、福島に根差した老舗から新しい挑戦を世の中に発信していく事で、和菓子文化の発展と、故郷への恩返しの一助となれたらと願っている。

デザイナーの想い

原発事故によってもたらされた風評被害は、江戸時代に創業して以来会津の地に住み続けてきた私たちにとって、この上ない大きな出来事でした。ここで商売を続けていいのか悩んでいた時、お客様に「あなたのところのお菓子を食べるとふるさとを思い出す。どうか、やめずに頑張ってください」と声をかけていただきました。その時、この地で私たちが重ねてきた歴史は、関わりを持ったお客様の「思い出」や「ふるさと」を残していくこととイコールであった、という事に改めて気付かされました。 幼いころ、お母さんに連れられて買った優しいおやつの味。一口食べればあの頃に戻れるふるさとの味。そして、親から子、子から孫へと食べ継がれることによって生まれる、世代をつなぐ味… これを、作り手として責任をもって守っていくことが、私たちが老舗として看板を掲げる意味なのだと思っています。伝統を未来へつなぐ為、これからも私達は新たな挑戦を続けます。

仕様

和菓子(細工飴菓子・打菓子・羊羹)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社 長門屋本店
長門屋ホームページ

審査委員の評価

この商品の審査対象は、いわゆる外側のパッケージではなく商品自体の見え方や未来性の部分である。透明感のある立体的な羊羹は和菓子の限界にチャレンジしている。シュガーマドラーは形状は昔ながらの和菓子の良い部分を踏襲しつつ、カフェタイムに入り込むことに成功している。和菓子の挑戦という意気込みを感じ好印象を持ちました。

担当審査委員| 齋藤 精一   内田 まほろ   鹿野 護   木住野 彰悟   水口 克夫   Aaron Nieh  

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