GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
保育園 [中目黒どろんこ保育園]
事業主体名
社会福祉法人どろんこ会
分類
公共用の建築・施設
受賞企業
社会福祉法人どろんこ会 (東京都)
ユニップデザイン株式会社 (東京都)
受賞番号
17G121084
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本園は区立保育園の老朽化に伴い、新たに民営化として建替えたものである。敷地は目黒区内の閑静な住宅地で、道路を挟んだ対面側には潤沢な緑地帯が広がっている。この良好な環境を活かすべく道路側一面にガラス張りの大開口を設けた。ここは子育ての相談や、近隣の誰もが利用できる地域のカフェとなるような、地域に開かれた保育の場を目的としている。また園舎の中央には縦動線である開放的な階段室を配置して、大きな一軒家の中をぐるぐる廻っていけるような回遊性が生まれる工夫を行った。南側や屋上には園庭を設け、保育室から縁側、園庭まで素足で遊ぶことができる。都心でありながらも、のびやかな保育環境の実現を目指している。

プロデューサー

社会福祉法人どろんこ会 理事長 安永愛香

ディレクター

ユニップデザイン株式会社 代表取締役 房前寿明

デザイナー

ユニップデザイン株式会社 房前寿明+小池宏明

(左)代表取締役 房前寿明 (右)小池宏明

利用開始
2017年4月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都目黒区中目黒5-7-4

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

子供たちが自ら考え、学び、体感する、地域に寄り添いながら共に子供達を育む開かれた保育園

背景

各保育室は子供たちが自ら考え行動する力を育むことを目指して、異年齢児が自由に行き来することができるワンルーム型式の異年齢保育を基本としている。室内には木製遊具や本棚等のなどの可動家具を設置することで仕切りを工夫し、フレキシブルな保育に対応できるように配慮している。廊下に面する壁はガラスの壁面としていて、室内外の見通しを確保するとともに、南北の開口部からの自然光が園舎全体に広がるよう意図している。

デザイナーの想い

近年は待機児童数の増加と共に、子育てをする保護者の不安や孤立感の緩和等、様々な憂慮すべき課題があり、保育園や保護者だけではなく、地域住民と共に子供を育む環境を形成することが大切であると考えている。本園ではその交流の場として地域子育て支援室という場所を併設し、地域に開かれた保育の場の形成を目指している。そこからは対面の桜並木が眺められ、移ろう季節と共に子供達の成長を見守る園舎になればと願っている。

仕様

敷地面積:521.59㎡ 建築面積:309.62㎡ 延床面積:774.05㎡ 階数:3階 構造:鉄骨造

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都目黒区中目黒5-7-4
社会福祉法人どろんこ会
ユニップデザイン株式会社

審査委員の評価

東京の都心に建つ区立保育園の建て替えである。1階の床レベルを道路面から下げ、周辺住宅地に対して建物高さを抑えている。1階のピロティから道路から南側の園庭まで見通すことができ、セキュリティのために閉鎖的になりがちな都心の保育施設を周辺へ開き、軽やかな表現としている。2階のファサードは開放的な総ガラスを通して、道路を挟んで反対側の豊かな緑地帯を視覚的に取り込み、ワンルーム型式の内部空間では回遊性を持たせ、南側の庭や屋上園庭を園児が素足で自由に遊びまわれる工夫が魅力的である。

担当審査委員| 五十嵐 太郎   浅子 佳英   遠山 正道   星野 裕司   安田 幸一  

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