GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
戸建分譲住宅地の街づくり [オオソラモ野田みずき]
事業主体名
株式会社拓匠開発
分類
街区・地域開発
受賞企業
株式会社拓匠開発 (千葉県)
受賞番号
17G111039
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

千葉県野田市みずきは、大きな空と緑豊かな田園が広がり利根運河が流れる自然豊かなエリア。ここに194世帯の住民が集える戸建住宅地「オオソラモ野田みずき」は計画された。経済効率を優先した画一的な街とならぬよう、そこに永く住み続ける住民の生活を第一に考え「街の骨格」である道路や緑地、広場の位置や形状を丁寧に検討した。街の中央には南北にまたがる全長210mの緑地帯を配置。そこには街全体の中心となる集会所を配置し、目の前には水生生物と触れ合うビオトープ池も設け、街全体で選択性のあるコミュニティの在り方も検討。人々が"暮らす場所"を意識し、当たり前の宅地開発へ一石を投じる街を実現した。

プロデューサー

株式会社拓匠開発

ディレクター

株式会社拓匠開発+株式会社シロアナ

デザイナー

株式会社拓匠開発+株式会社ウイン+株式会社西建築設計事務所

詳細情報

http://oosoramo.com/

発売
2017年1月
価格

23,300,000 ~ 37,000,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

千葉県野田市みずき4丁目

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

街の骨格となる道路や緑地、広場を先行して計画することで住民の生活を意識した街全体のトータルデザイン

背景

昨今の大型住宅地開発ではパワービルダー等の開発業者が経済効率のみを考えた一様な印象を持つ街が非常に多く見受けられる。そこでは、画一的な区割りや真っ直ぐな道路、見分けの付かない住宅、既製品の遊具が並ぶ公園等、オリジナリティの少ない計画であることが多い。住民、特に子供の成長期には多くの体験が必要であり、その為に様々なバリエーションを持つ場が必要だと考えられる。最もプライベート度の高い各戸そして占有庭では家族や友人と寛ぎ、宅地に囲まれた7つのクルドサックではそれぞれの宅地郡の住民同士がシンボルツリーの周りで季節を感じながら声を掛け合う。更に公共度の高い中央緑地や広場の中にも集会所を含め様々なスケールや雰囲気の「体験の場」を点在。住民がパブリックとプライベートを使い分けられる構成にすることで、住民の年代や趣向性、気分によりその日過ごす場所を選ぶことができるような街を目指した。

デザイナーの想い

個々のデザインは、街全体の物語性にこだわり「あるべきものが、あるべき姿で存在する。」ものとし、やり過ぎることなく自然なフォームを深く追求。多くの人に愛され続けるオリジナルの物に溢れるようにこだわった。環状道路は街のシークエンスが生まれるべく緩やかなカーブを描き、そこから中央緑地へ延びる道路についてはクルドサックを取り入れコミュニティ道路としての在り方を街全体で検討。街路樹の在り様や、道路線形など細かい配慮から、街の安心・安全に繋げている。街を南北に繋ぐ中央緑地には、様々な住民の活動に利用できるグラスハウスと名付けた集会所、小さな生き物の住むビオトープ池などを配置してはいるが、整備された庭園というより野趣に富んだ野っ原を意識。芝や野草が生え、植物や生物の多様性を阻害しないよう、その季節に応じた適度な管理を地元の環境団体NPOと共に行い、自然の多様性を楽しめるようにしている。

仕様

街区全体面積:55284.70㎡ 宅地:37998.91㎡(全194区画180.01㎡~260.43㎡) 道路:12444.97㎡ ゴミ置場:41.82㎡ 緑道及び緑地:3942.11㎡(中央緑地:3324.71㎡)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

千葉県野田市みずき4丁目
オオソラモ野田みずき
モリニアル野田みずき

審査委員の評価

住宅地を開発するにあたり、緑や広場などのランドスケープを作ることから始めているプロセスが評価された。ランドスケープの作り込みを図ることで全体のデザインもコントロールされていて良い循環が生まれている。自然と接しながら過ごす人の居場所が多様にデザインされ作られたことで、住人の生活が今後どのように育っていくかが楽しみである。

担当審査委員| 篠原 聡子   仲 俊治   西田 司  

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