GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
事務所併用住宅 [minamityouHOUZ]
事業主体名
株式会社ライブ環境建築設計
分類
その他住宅・住空間
受賞企業
株式会社ライブ環境建築設計 (群馬県)
受賞番号
17G100976
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

地方の市街地への棲み方を問う事務所併用住宅である。敷地は、北側が道路に面しているため、1,2階の建物内外に、街に地域に開放するオープンスペースを設けた。そして、1階の駐車スペース、2階の事務所、3階の住宅部分を、外部の吹抜け空間『ヴォイド』=バッファーゾーンでつなぐことで、住宅部分プライバシーを守りつつ、また、オフィスの外的影響を抑えつつ、緩やかに街につながっていくことができる。地域に開放するオープンスペースには、学生や地域の人々が集い、スタッフとともに活発な交流が生まれている。

プロデューサー

片山康浩

デザイナー

株式会社ライブ環境建築設計、片山康浩

Yasuhiro Katayama

詳細情報

http://www.livearc.com/

利用開始
2016年8月2日
設置場所

群馬県前橋市南町3丁目63-5

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

バッファーゾーンとなる外部の吹抜け空間『ヴォイド』ででつながる空間のシェア

背景

この地域は、駅近であるがバブル期の時代を超えても小規模な店舗併用住宅が多く見受けられる地域であり、今の世相を反映して、空家・空きビルが多くなり、街中の空洞化が顕著にみられる場所である。街の空洞化の原因のひとつとしては、居住地と職場が分離して行く歴史の中で、都市計画などで商業、工業、住居などの地域で大きく分けてしまったことが一因でないかと考える。これからの時代が求める生活スタイルとは、より小さな生活圏に住み、そこに人が集まり、寄り添い、そして働くことではないだろうか。そんな中で、本計画では、事務所併用住宅で、地方の市街地への棲み方を問う。

デザイナーの想い

1,2階のオープンスペースが、地域の方や学生が昼ご飯を食べたり、打合せをしたり、学習をするスペースに定着してきている。ここに建築物の省エネ性能表示を掲げ、これからの建築について少しでも語れたらうれしい。 また、建設工事途中で拡張した隣接敷地には、畑と芝生ガーデンとして、ここも、開放エリアとし、緑に触れられるオープンスペースとした。建物内外にまたがるこの小さなスポット的な空間が、昔からあったように周囲の環境、そして生活に混ざり合っていってほしい。また、昔あった農家住宅のように、閉ざすだけでなく、人が行きあう、交じりあう、そんな空間を持つ建物がもっともっと増えて行けばいいなあと思っている。

仕様

敷地面積:282.19㎡ 建築面積:141.42㎡ 延床面積:329.98㎡ 鉄骨造3階建て 外部内部壁下地:木軸  最高高さ:10.425m 杭基礎:羽根付き鋼管杭 CASBEE-Aランク(BEE=2.0) BELS-31%削減

どこで購入できるか、
どこで見られるか

minamityouHOUZ 群馬県前橋市南町3丁目63-5
HOUZスペース

審査委員の評価

単なる事務所併用住宅ではなく、1・2階の室内外に地域に開くためのオープンスペースを設けたことで、地域とともにある暮らしを実現している点を評価した。オープンスペースには既に地域住民や学生が集っているようで、まちに賑わいを取り戻すきっかけとなっていることが分かる。地方都市には人がいないのではなく、人の居場所や活動が見えないことに問題がある。まちの中で人の居場所を可視化するというこの試みは、地方都市における地域活性化に対する一つの解法を示したものであると思う。

担当審査委員| 手塚 由比   千葉 学   栃澤 麻利   Gary Chang   Shu-Chang Kung  

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