GOOD DESIGN AWARD

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2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
住宅 [2階建て断面の家]
事業主体名
アドヴァンスアーキテクツ株式会社
分類
個人住宅/インテリア
受賞企業
アドヴァンスアーキテクツ株式会社 (大阪府)
受賞番号
17G100929
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

計画地は大阪府堺市の住宅街にあり、敷地を二つに分割した旗竿地である。一般的に言われる採光・通風、近隣プライバシー等、旗竿地特有の問題点をクリアするため、長い専用通路部分は駐車場と木々に囲まれたアプローチとし、外部と内部から楽しめる主庭を計画。住宅については、1階にある主室を天井高さ4.5mの大空間な吹抜として設計。吹抜上部の各壁面には、朝日の取り入れ窓、風の逃がす窓、夕空を望む窓など近隣の家々の住戸間空地を利用しプライバシーや採光、通風を考慮した窓として分散配置した。大空間特有のエネルギー効率は、外皮性能を向上したゼロエネルギーハウスとして解消。豊かな大空間のある2階建て断面の家が完成した。

プロデューサー

アドヴァンスアーキテクツ株式会社

ディレクター

アドヴァンスアーキテクツ株式会社

デザイナー

アドヴァンスアーキテクツ株式会社 三木雅之

アドヴァンスアーキテクツ株式会社/三木雅之

詳細情報

https://www.advance-architect.co.jp

竣工
2016年5月
販売地域

日本国内向け

設置場所

大阪府堺市

受賞対象の詳細

背景

計画地の条件として、有効に利用できるスペースは約28坪と決して大きくはなく、東西南北の全方位に隣家が接近している。一般的に、狭小地での設計は、主室を2階に上げることが多いが、1階レベルでの居住性と快適性の実現ができないかを考えた。1階レベルを豊な空間とするため、主室の天井高を二層分確保した全面吹抜空間とすることで解决した。そのため、大空間設計が可能なSE構法を選択し木造2階建てながら構造計算を行い耐震性能を高めた。さらに高天井にハイサイドライトを分散配置することで、採光・通風、プライバシーなど旗竿地特有のデメリットを解消した。高さ4.5mの高天井であるため、空調効率が懸念されたが、住宅本体の断熱性能、気密性能を向上させることで解消。結果、本物件はゼロエネルギーハウスとして認定されるに至る。今後の日本の住宅性能向上の一旦に寄与し、都市型狭小地のプロトタイプとして展開が可能ではないかと考える。

経緯とその成果

都市型狭小敷地でのボリュームデザインが可能としたプロトタイプの提案。高天井が見出す新たな価値の創造。

デザイナーの想い

本計画地のように都市型狭小変形地での居住性、快適性の確保を1階レベルでどのように豊かにするかがポイントとなった。変形地での計画という時点で施主は要望通りの住宅になるかという疑念がつきまとうが、本計画は1階レベルの天井高4.5mという大空間が確保できれば、採光通風等、敷地特有のデメリットは解消できると考えた。そのため、コストと安全性、住宅性能の確保を目指し、木造ながら耐震に定評があり構造計算を行うことで大空間設計が可能なSE構法を選択。南面採光の不利な条件のため、画一的な環境設計が不利なことから住宅全体の断熱性、気密性を上げることで解决した。大空間の体感や採光、通風、省エネ性、耐震性など肌感覚で伝わるよに設計時の計算値と実体験でのデータ収集に努め、生活することで計算値、実証値両面で体感できるモデルハウスとして公開している。今後の都市型住宅のプロトタイプの一つとしてアピールできないかと考えた。

仕様

敷地面積:131.8㎡/建築面積:60.7㎡/延床面積:117.7㎡/構造:SE構法(木造軸組)/階数:地上2階建て/性能:長期優良住宅及びZEH認定住宅

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大阪府堺市堺区北旅籠町東1-1-10
アドヴァンスアーキテクツ株式会社

審査委員の評価

設計施工を主体にする企業として、デザイン性の高い住宅が実現されている点を評価した。旗竿の狭小地で天井高の高いリビングを1階に設けることで、木造でありながら、大空間を実現できている点も良い。デザイン性を高めながら、ゼロエネルギーハウスを追求している点も評価できる。

担当審査委員| 手塚 由比   千葉 学   栃澤 麻利   Gary Chang   Shu-Chang Kung  

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