GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
鍼電極低周波治療器 [picorina]
事業主体名
伊藤超短波株式会社
分類
医療用の機器・設備
受賞企業
伊藤超短波株式会社 (東京都)
セイリン株式会社 (静岡県)
受賞番号
17G080820
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

鍼電極低周波治療器は鍼治療を目的とした電気刺激装置です。患部に刺入した鍼に低周波のパルス電流を流し、鎮痛又は筋萎縮改善に用いられます。picorinaはハンドヘルドタイプの鍼電極低周波治療器で、患部を観察・触診しながらノールック&ワンハンドで出力操作が可能です。Li-ion充電池を搭載しており持ち運びにも便利なので、往診やスポーツ現場等での治療に最適です。鍼通電刺激による急激な体感の変化を防止するために微細出力調整機能(FINEモード)を搭載し、敏感な部位への治療にも適しています。また、クリップも新規で開発し、細い鍼を確実に挟むだけでなく、洗浄やオートクレーブ処理も可能にしたクリップです。

プロデューサー

セイリン株式会社 開発部 部長 中野亮一

ディレクター

セイリン株式会社 開発部 次長 久保田憲+伊藤超短波株式会社 開発部 次長 田中 昇

デザイナー

有限会社アオキデザイン 青木重光、新関将潤+株式会社ホロンクリエイト 高橋 克実、松本 真司+セイリン株式会社 開発部 関戸正史+伊藤超短波株式会社 佐々木誠

詳細情報

http://www.seirin.jp

発売予定
2017年6月
価格

60,000円 (税抜)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

患者と機器・施術者の距離を縮め、各患者ごとにより適した治療を施せるユーザビリティの高いデザイン

背景

これからやって来る超高齢化社会では鍼治療施設への訪問が困難な患者が増え、施術者が往診に行く機会が増えることが予想されます。そこで従来のような置き型の鍼電極低周波治療器ではなく、持ち運びに便利で軽量・コンパクトな鍼電極低周波治療器の開発、提供を目指しました。また、本体だけでなく鍼を挟むクリップも重要なパーツと考え、汎用品を採用するのではなく、従来の問題点を改善した鍼電極専用クリップの開発、提供も目指しました。

デザイナーの想い

鍼電極低周波治療器は鍼を介して人体に電気を流し治療するという非常に繊細さが求められる治療です。その現場においてより簡単でシンプルに片手で操作できるユーザビリティを実現し、かつヒューマンエラーが起こらないよう、手に持った時のフィット感やスイッチ、エンコーダーの配置などを初期モックアップを用いて検証することで、患者と施術者が安心安全に使用できる鍼治療器を作りたい、そんな思いでデザインしたものです。また、患部に刺入した鍼を挟むクリップも重要なパーツのひとつです。施術者がストレスなく確実に細い鍼に装着でき、これまでにない衛生面にも配慮した専用クリップを提供したいと思い、クリップを一から開発、デザインしました。

仕様

【定格電源】①本体:DC3.7V(リチウムイオン充電池)、②DC5.9V(ACアダプタ)ACアダプタ:AC100V 50/60Hz【定格消費電力】12VA【出力電流】最大1mA以下(実効値)【出力電圧】最大10V±20%(ピーク値、500Ω負荷)【出力周波数】最大100Hz以下【タイマー】最大30分±5%【サイズ】(H)140㎜×(W) 69.4㎜×(D) 21.8㎜【重量】160g(充電池含む)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

セイリン株式会社 販売代理店

審査委員の評価

掌に収まる本体サイズと操作性によって、これまでの据置型の鍼電極低周波治療器のイメージを一新している。コンパクトな本体は往診時に持ち歩けるだけでなく、繊細な施術が求められる鍼治療において、患者と施術者との物理的かつ精神的な距離感を近づけており、治療の精度と患者の安心を共に実現している点を評価したい。また、新たに開発された専用クリップの合理的設計にも評価が集まった。

担当審査委員| 田子 學   安次富 隆   重野 貴   村上 存  

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