受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
従来の蛍光顕微鏡では見ることのできなかった数十ナノメートル程度のタンパク質や遺伝子を見えるようにする(超解像イメージングと呼ぶ)超解像顕微鏡。 例えば、アルツハイマーの治療の研究では特定のタンパク質の形状によって症状に差があると予想されており、形状を知ることが診断や効果的な治療薬の開発に結びつくと期待されている。 専用の暗室が必要、専有面積が大きい、操作に高度なスキルが必要といった従来の超解像顕微鏡の課題を解決したことで、これまで導入が難しかった施設での利用を可能にした。測定対象は、タンパク質や遺伝子、細胞と多岐に渡り、がんや再生医療等さまざまな分野への貢献が期待できる。
- プロデューサー
シスメックス株式会社 執行役員 吉田智一/中央研究所 主任研究員 岩永茂樹、岡田昌也
- ディレクター
シスメックス株式会社 技術情報部 中平増尚、杉山知美、関将之、井上麻央
- デザイナー
プロダクトデザイン:柴田文江(Design Studio S代表)+UI デザイン:株式会社ソフトディバイス
-
- 利用開始
- 2017年10月1日
- 販売地域
国内・海外共通仕様
- 設置場所
Sysmex Open Innovation Lab.