GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
高齢ドライバー運転見守りサービス [あんしん運転 Ever Drive]
事業主体名
オリックス自動車株式会社
分類
ソフトウェア・サービス・システム/インターフェイス
受賞企業
オリックス自動車株式会社 (東京都)
受賞番号
17G070715
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

高齢ドライバーのクルマに専用の車載機を設置して運転状況を可視化し、その情報を家族で共有することで、高齢ドライバーの安全運転をサポートする運転見守りサービス。運転状況は専用のWebサイト上で閲覧できるほか、メールによる情報配信が可能。専用の車載機は通信(SIM内臓)が可能になっているため、現在位置や運転状況をリアルタイムで確認することができる。また、ドライバーの運転中の危険な挙動(速度超過/急加速/急ブレーキ/長時間運転等)を地図上で確認できる仕様になっており、いつどこでどんな運転をしたかを振り返ることができる。

プロデューサー

オリックス自動車株式会社 リスクコンサルティング部 竹村成史

ディレクター

オリックス自動車株式会社 リスクコンサルティング部 中村健太郎

デザイナー

オリックス自動車株式会社 リスクコンサルティング部 中村健太郎、時枝千恵、櫻井泰崇

詳細情報

http://orix-everdrive.jp/

発売
2017年2月1日
価格

2,980円 (販売価格は月額利用料。基本は1年契約。別途初期費用10,000円。価格はすべて税抜価格。)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

運転データを直感的にわかりやすく表現(表示)したサービス画面構成。

背景

オリックス自動車が2006年から提供している法人企業向けのテレマティクスサービス「e-テレマ」で、法人企業ドライバーの運転状況を可視化し、運転リスク(速度超過/急加速/急ブレーキなど)を企業の管理者(上長)が把握し指導することで、運転リスク(=事故リスク)の低減を実現してきた。運転リスクを下げることで、企業全体の事故件数の抑制につながることがこれまでの実績の中で見えてきたことから、このノウハウを昨今注目されている高齢者の重大な交通事故の未然防止に活用できないか?と検討したことに始まる。企業内の管理・監督の中で醸成される安全運転意識の向上をどう個人に反映させるかが個人向けサービスの肝になることから、家族間のお互いを思いやる意識をそれに置き換え、ドライバーが安全運転を心掛けることでご自身も家族も”あんしん”できる環境が醸成され、事故リスクの低減につなげられるサービスとした。

デザイナーの想い

社会全体の風潮が”高齢ドライバー=危ない”という形に流れていきがちだが、運転は年齢だけで判断できるものではなく、ひとりひとりのドライバーの運転技量を見て判断していくことが必要になる。高齢になるにつれて、運転に必要な「認知・判断・操作」は衰えていくことは必然であり、その状況を把握しておくことが重要であると考える。高齢ドライバーを支える家族が運転状況を知ることで不幸な事故が起きる前に未然にできる様々なサポートをすることができる一方で、高齢ドライバー自身も自分の運転が可視化されることで”安全運転ができている”ということをサポートする家族に証明してもらいたい。

仕様

○専用車載機 サイズ99(W)×70(D)×29(H)[mm]、本体重量約100g、推奨動作電圧DC12V ※2004年以降の国産車に対応。(一部対応不可車両あり) ○サービス画面推奨環境(PC)Microsoft Internet Exploer11以上、Google Chrome最新版、Safari最新版(SP)iOS7.1.2、iOS8.4.1、iOS9最新版、Android4.4系、5系

どこで購入できるか、
どこで見られるか

「あんしん運転 EverDrive」専用のWebサイトから申込可能。
あんしん運転 EverDrive  公式Webサイト

審査委員の評価

高齢の認知機能が低下したドライバーによる危険運転は、社会的に喫緊の課題となっている。一方で、多くの高齢者は地方に住み、車は生活に欠かせない日常の足でもある。そうした高齢者の家族は、不安をかかえながらも取れる手段は限られているだろう。本サービスは、客観的な運転情報を取得し、それを家族に共有する手段を提供する。運転リスクを可視化できると、家族には安心につながるだけでなく、高齢ドライバーにとっても自分の技量を客観的に判断できるので、安全を確保しながら移動の自由が得られるメリットは大きいだろう。ウェアラブル端末などが不要な点もサービス設計が優れている。高齢ドライバーにはなくてはならない存在になるのではないか。

担当審査委員| 羽藤 英二   青木 俊介   菅原 義治   森口 将之   Hrridaysh Deshpande  

ページトップへ