GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
自動二輪車 [TMAX530]
事業主体名
ヤマハ発動機株式会社
分類
移動用機器・設備
受賞企業
ヤマハ発動機株式会社 (静岡県)
受賞番号
17G070671
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

平日は市街地のコミューティング、週末は郊外でのファンライディング、といった幅広い使われ方をするスポーツ・スクーター。伝統的なスポーツバイクと同等の「意のままの加減速・ハンドリング」を可能にするスポーツ性能、スクーターの最大の特徴である快適な移動を実現する装備や機能、相反することもある2つの要素の融合とバランスがTMAXの最大の特徴となっている。「スポーツ・スクーター」は2001年発売の初代TMAXがパイオニアとなって当社が開拓したカテゴリーであり、この16年余りの間に二輪車の世界に大きなインパクトを与えたモデルの最新形として、性能と機能をさらに高めたモデル。

プロデューサー

ヤマハ発動機株式会社

ディレクター

ヤマハ発動機株式会社 デザイン本部 安田将啓

デザイナー

ヤマハ発動機株式会社 デザイン本部 野口浩稔

詳細情報

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tmax/index.html

発売
2017年4月
価格

1,242,000 ~ 1,350,000円

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

コンセプトは「快速の貴公子」。由緒あるTMAXの血筋と、知性・品格の中に潜む走りへの情熱を表現。

背景

スポーツバイクを選ぶ人にとって、スクーターがもつ快適な機能や装備は望ましいけれども、スポーツ性よりも優先されるものではありません。スクーターを選ぶ人にも、最も重視するのは快適性と利便性だが、スポーツバイクのスポーツ性もあれば嬉しいという層がいます。当社が2001年に発売した初代TMAXによって、いずれかを選ぶ=あきらめる以外の新たな選択肢が生まれ、双方の利点を兼ね備えたTMAXは、独自の二輪車として受け入れられました。以来、モデルチェンジを重ね(本モデルが6代目)、欧州や日本、台湾をはじめ世界的に独自のブランドを確立、熱狂的なファン層が存在しています。ゆえに、走行性能と快適機能を両立するための技術的要因に由来するTMAX独自の車体フォルム、初代TMAXから受け継いできたスタイリングの特徴は、「守るべきもの」の一方、「新しさを期待される」デザイン要素として、進化させています。

デザイナーの想い

デザイン開発において想定したユーザーイメージは、二輪車には走りの楽しさを求め、情熱的で、スポーツマインドの強いライダーです。エクステリアでは、走行時はもちろん、止まった状態でも軽快さが感じられるプロポーション、ライダーが常に視界や触感で接するインテリアでは、一級品のたたずまいがあることを念頭に置いて、各部をデザインしています。また、欧州や日本などでは独自のブランドとして認知されているTMAXの「血筋」「家柄」を受け継いでいることが一目で感じられ、そのうえで、モデルチェンジに期待される「新しさ」や「進化」も伝わるデザインにチャレンジしています。例を挙げると、全体プロポーションを左右するスタイリング要素、二輪車の「顔」としてのアイコン要素、そして前照灯としての機能の3つを高次元で実現したLEDのヘッドライトユニット、繊細さや洗練された雰囲気を醸し出す塗装カラーなどです。

仕様

全長×全幅×全高:2,200mm×765mm×1,420mm 車両重量:215kg 530cc 水冷・直列2気筒エンジン搭載

審査委員の評価

スクーターでありながら,従前のスポーツバイクを越える性能をシームレスに引き出す車両性能が,跳ね上がるようなブーメランデザインにパッケージされている.ひとつひとつのパーツが,素材の選定からテクスチャまで厳密に管理され,表情豊かで精緻な質感のフォルムを成立させていることも高く評価したい.オリジナルなスタイルを打ち出すことはできても,それを長い期間持続させることは難しい.卓越したバイクデザインを評価したい.

担当審査委員| 羽藤 英二   青木 俊介   森口 将之   Hrridaysh Deshpande  

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