GOOD DESIGN AWARD

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2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
クルーズトレイン [TRAIN SUITE 四季島]
事業主体名
東日本旅客鉄道株式会社
分類
移動用機器・設備
受賞企業
東日本旅客鉄道株式会社 (東京都)
受賞番号
17G070629
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

コンセプト:深遊探訪 四季、二十四節気をまたぐ、多彩で気まぐれな自然の気質。深く深く、その季節と場所を訪れ、そこで出会う時どきのうつろいを、愛でる。「まだ知らなかったことがあった、という幸福。」を、実現する道程へ。 日本の奥の深さと出会い、時々のうつろいを愛でる。人生の今までにない体験と発見を鉄道の旅で。

プロデューサー

東日本旅客鉄道株式会社

詳細情報

https://www.jreast.co.jp/shiki-shima/

運行開始
2017年5月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

国内

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「時間と空間の移り変わりを楽しむ上質な体験」

背景

2012年10月に発表した「グループ経営構想V(ファイブ)~限りなき前進~」では、当社の「変わらぬ使命」として、地域との連携強化を揚げている。この「地域との連携強化」に向けた取り組みとして、地域の方々とともにクルーズトレインを通じてお客さまを受け入れていくことで、地域の魅力の掘り起しや磨き上げを行い、地域にも力となる架け橋としての役割を持たせていきたいと考えている。また、ご乗車されるお客さまには鉄道ならではの魅力ある旅の提案や非日常を感じられる車両空間の提供を行い、鉄道の旅の更なる楽しみをお伝えすることを目的としたい。これら、鉄道の持つ無限の可能性を追求するために、当社のあらたなフラッグシップとなるクルーズトレインとして「TRAIN SUITE 四季島」を運行していく。

デザイナーの想い

車両のエクステリアデザインは、景色を愛で、人と語らい、文化にふれ、ゆったりと寛ぐ、この列車のエクスペリエンスを象徴する間取りや窓の形を外観からも予感させるデザインとした。先頭車は、ダイナミックに流れる自然の景観をお客さまに感じていただけるよう、ガラス張りの形状とした。また5号車ラウンジ車両には、大きなエントランスドアを設け、ラウンジ全体を覆う樹木のような有機的な窓を配置した。客室には、プライベート性を重視した窓を配置し、車両ごとの快適さや機能性に則した窓形状とした。インテリアはモダンな和のテイストとして、木材、金属、漆、和紙など日本古来からの伝統的な素材の風合いや性質を実際の機能やニーズに活かしながら、異素材の組合せや色彩の融合が、新たな発見や非日常感となるデザインとした。また車両の動力方式として、国内初となるEDC方式を採用することにより、電化、非電化区間を問わず自力走行可能としている。

仕様

「時間と空間の移り変わりを楽しむ上質な体験」 四季を持つ日本。特に東北をはじめとした東日本エリアは、はっきりとした四季の変化により、強さと美しさの中に繊細さを併せ持ち、多彩な自然、文化、芸能、芸術を生み出している。「TRAIN SUITE 四季島」は、この日本の豊かで美しい自然を、また地域に根差した産業や日々の暮らしに息づく文化を列車ならではの「豊かな時間と空間の移ろい」の中で楽しむ旅を提供する。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

「GALERIE 四季島」東京駅八重洲口
「TRAIN SUITE 四季島」ウェブサイト
「GALERIE 四季島」ご案内ホームページ

審査委員の評価

三角形のガラスが斬新な展望体験をもたらす先頭車、大きなエントランスドアの奥に広がる樹木に覆われたようなラウンジなど、大胆な空間づくりに圧倒される。あえてレトロに振らず、和モダンを基本に和紙や鉄器といった伝統工芸を組み込んだ仕立てからは新鮮な心地よさを受ける。企画の発端は東日本大震災であり、従来の鉄道とは一線を画す洗練のツーリズム体験を提供しつつ、復興の後押しを果たしていくという志もまた心に響くものである。

担当審査委員| 羽藤 英二   青木 俊介   菅原 義治   森口 将之   Hrridaysh Deshpande  

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