GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
カーポート [LIXIL カーポート SC]
事業主体名
株式会社LIXIL
分類
住宅設備
受賞企業
株式会社LIXIL (東京都)
受賞番号
17G060609
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

カーポートの機能はそのままに、現代の住宅と美しく調和するカーポート。 構造をイチから見直し、余計な装飾やノイズをなくすことで、これまでになく住まいに溶け込むミニマルなカーポートを目指した。 従来、構造材に使用していたアルミ押出材を屋根材にも使用し、今までにない構造とすることで、薄くフラットですっきりとした面状の屋根を実現した。屋根が面になることで、建築的に要素が整理され、安心感と開放感を両立した住空間を生み出すことができた。 また、雨樋やボルト類を下からは全く見えないミニマルなデザインを追求していくことで、部品点数の減少や、施工性向上も同時に実現した。

プロデューサー

株式会社LIXIL LIXIL Housing Technology Japan エクステリア事業部

ディレクター

株式会社LIXIL LIXIL Housing Technology Japan エクステリア事業部 大塚建史、大崎健司

デザイナー

株式会社LIXIL LIXIL Housing Technology Japan デザインセンター エクステリアグループ 丹羽新吾

詳細情報

http://www.lixil.co.jp/lineup/carspace/carport_sc/

発売予定
2017年10月2日
価格

430,000円 (幅2700mm×奥行5000mm×屋根下高さ2200mm)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

カーポートは住まいの一部であることを再認識し、本来あるべきノイズレスで建築的姿を目指した

背景

近年、カーポート市場はコモディティ化が進み、普及価格帯商品、積雪地域対応(高強度)製品が、市場の9割を占める状況にある。 価格競争に伴い、作り易さが優先され、住宅調和への意識が軽視されてきた。 従来からある片支持構造のカーポートは、設置しやすさ、利便性から広く普及しているが、格子状の骨組みに半透明の樹脂パネルを固定するスケルトン構造の為、住宅外観とのデザインの調和性に課題を持っている。特にデザイン性を重視した住宅に対してカーポートの設置を敬遠されることがある。 住宅デザインを汚さないシンプルなカーポートで調和を図り、多くの方にカーポートを使って頂くことで、住宅美観と共に美しい街並みを造ることも目的としている。 そのために高級価格帯ではなく、適正な価格、適正な仕様を目指し、開発に取り組んだ。

デザイナーの想い

住宅の顔となるファサードに、美しく住宅に調和するカーポートがあることで、 住宅外観を向上させると共に、街並みをも美しくしてくれるようなカーポートを目指しました。 家は、人々が長く付き合う大切な場所です。これまでのカーポートは、仮設的で機械的な要素も強く感じられ、快適な空間であるとは言い難いモノでした。 車を守るという基本機能だけでなく、住宅を美しく見せたり、車を美しく見せたりと、家に車にそして人に、そっと寄り添うような、シンプルでスマートな庇のような存在になればと思います。 住宅との調和を目指すにあたり、「構成の調和」、「形状の調和」、「素材の調和」をコンセプトに、住宅建築の要素を見つめ直し、住宅トレンドに左右されないシンプルな造形で、工業製品でありながらも、建築的な佇まいとなることを目指しました。

仕様

片支持型カーポート 代表サイズ(27-50):幅2700mm×奥行5000mm×屋根下高さ2200mm 主要材料:アルミ押出形材 積雪強度:600N/㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社LIXIL、又はLIXIL製品を扱う代理店・販売店、およびLIXILショールーム
http://www.lixil.co.jp/lineup/carspace/carport_sc/

審査委員の評価

車を保護する屋根ということから、今までのものは格子状に組んだ構造材に半透明の樹脂素材を取付けるため、仮設感が否めないものが多かったが、このカーポートは、2本の柱とアルミ押出材で構成された薄い1つの平面/屋根という極めて単純な構成を、構造と設備面をクリアしながら見事に実現しており、完成度が高い。そして何よりも、地上からの人の目線が意識された"佇まい"をデザインしている点が素晴らしい。

担当審査委員| 鈴野 浩一   橋田 規子   原 研哉   藤森 泰司   吉田 龍太郎   Puvanai Dardarananda  

ページトップへ