GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
スマートプロダクト [Xperia Touch]
事業主体名
ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
分類
情報家電/公共用情報機器
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 (東京都)
受賞番号
17G050372
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

さまざまな場所にスクリーンを投写し、直感的な操作による新しいコミュニケーションを提案するスマートプロダクトです。テーブルや壁に投写したスクリーンに複数人が同時に直接タッチして操作できるとともに、音声でも情報検索やアプリの起動ができます。さらに、Android™ OSの搭載によりGoogle Playのアプリケーションを使用可能。テーブルを囲んで皆でゲームをしたり、WEBサイトを見ながら家族旅行の予定を立てたり、映画鑑賞やビデオ電話で楽しんだり。これまで個人で楽しんでいたスマートフォンの体験を解放し、家族や友人と体験を共有できる、新しいコミュニケーションツールを目指しました。

プロデューサー

ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 石井 大輔

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 植田 有信、土屋 圭史、松島 正憲、Simon Henning、Studio Nordic

発売
2017年6月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

スマートフォンの体験を画面から解放し、家族全員で楽しめる新しいコミュニケーションツール

背景

スマートフォンが普及して以来、人々はうつむいていることが多くなり、家族が一緒にいるときでも、それぞれがスマートフォンの画面を見ていて会話が生まれないといった状況が見受けられます。こうした状況への課題意識から、スマートフォンの体験を画面から解放し、皆で共有することで、コミュニケーションが自然と生まれるようなプロダクトを開発できないかと考えました。居住空間にあるプロダクトを見渡すと、テレビは皆で楽しめる反面、コンテンツが一方通行であり、パソコンやタブレットはインタラクティブであるものの、スマートフォンと同様に個人で楽しむものです。そこで、大画面であり、かつインタラクティブに楽しめる双方のメリットを備えた「大画面のスクリーンを皆で楽しめる」新しいツールとして、Xperia Touchの開発に取り組みました。

デザイナーの想い

「大画面のスクリーンを皆で操作して楽しむ」という新しいコミュニケーションの体験を届けるため、生活空間に溶け込むインターフェースや佇まいを追求しました。スクリーンに映す画面の枠を消すことで、ユーザーと同じ空間にコンテンツが同居し、周囲の環境に溶け込むように配慮。また、本体に手の届かない離れた場所からでも簡単な操作ができるよう、音声操作機能も加えています。複数人で楽しめるよう最大10本のマルチタッチに対応し、どんな場所に投写しても見やすい色味など視認性にも配慮しました。本体は、家中どこにでも置けるよう、超短焦点プロジェクターやセンサー、バッテリーなどをコンパクトな筐体に凝縮。側面のメッシュシートは、吸排気や音抜けに配慮しつつ暖色系でインテリアに合わせやすい素材を開発するなど、最先端の技術を搭載しながらも技術を主張しないシンプルな佇まいを追求しました。

仕様

W69mm×H134mm×D143mm、932g

審査委員の評価

ただ映像を投影するだけだった家庭用プロジェクターをインタラクティブな新ジャンルの道具に進化させた。タッチパネル採用スマートフォンの全盛時代、多くの人がプロジェクターで映し出されたデジタル映像に手を伸ばしタッチした経験があるはずだ。この製品はタッチした映像をそのまま操作できるようにすることで、この人間の素直な衝動に応えている。既に培われていたバッテリー内蔵超短焦点小型プロジェクターの技術をベースに、さらに小型化を進めてすべての機能を手のひらにのる筐体に集約。リビングのインテリアにも馴染む外装を持つ、アイコニックな正方形の本体は、ここに新しい製品ジャンルが誕生したんだと実感させる風格を漂わせている。

担当審査委員| 緒方 壽人   片岡 哲   手槌 りか   林 信行   Byung-wook Chin  

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