GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン特別賞[ものづくり]

受賞対象名
炊飯器/調理器 [バーミキュラ ライスポット]
事業主体名
愛知ドビー株式会社
分類
生活家電
受賞企業
愛知ドビー株式会社 (愛知県)
受賞番号
17G040266
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

バーミキュラ ライスポットは、炊飯のために進化した鋳物ホーロー鍋と、火加減調節を自動化する理想的な加熱機器の組合せによって、鍋炊きご飯の美味しさを手軽に楽しめる新しい発想の炊飯器です。さらに調理モードを搭載し、無水調理・ロースト、炒め調理、スチームといった様々な調理に対応し、30℃〜95℃まで1℃刻みで調節可能な温度設定機能を使えばローストビーフのような繊細な火加減が必要な低温調理はもちろん、ヨーグルトや甘酒などの発酵も簡単に楽しめます。

プロデューサー

愛知ドビー株式会社 代表取締役副社長 土方智晴

ディレクター

愛知ドビー株式会社 ブランド統括室 折橋みな

デザイナー

愛知ドビー株式会社 ブランド統括室 藤田敬行

代表取締役副社長_土方智晴

詳細情報

http://www.vermicular.jp/products/ricepot/

発売
2016年12月1日
価格

79,800円 (税抜)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

暮らしが変わる炊飯器。

背景

2010年に発売した無水調理ができる鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」は、日本職人が生み出す鍋とフタとの0.01mmの密閉性により、素材本来の味を引き出す料理ができると人気製品になりました。しかし無水調理は火加減にコツがいることから、料理の得意な人でないと使いこなすのが難しいというイメージができつつあることが課題となっていました。そこで、最適な火加減も一緒に提供することで、より幅広い方にバーミキュラの調理性能を楽しんでいただくことができると考えました。誰でも簡単に素材本来の味を引き出す調理ができれば、手料理が楽しくなり、暮らしが変わり、また人との関係も変わっていきます。

デザイナーの想い

誰でも簡単に素材本来の味を活かした料理ができる調理器を作るために、一番の課題となったのは加熱機器部分の加熱構造です。家庭で使いやすい「電気」をエネルギー源とするIH加熱は平面的な加熱しかできず、立体的な加熱ができる「直火」に比べて鍋内部のスムーズな対流を起こすことができないため、どうしても料理の味が落ちてしまいます。そこで底面のハイパワーIHコイルに加え、鍋側面にぴったりと寄り添うアルミヒーターを設置し、直火と同等の加熱構造を再現した結果、鍋を包み込むカマドのようなデザインになりました。また、家電製品というよりは「道具」として暮らしに長く馴染むデザインを目指し、 大きくなりがちなIHコイルや電子基盤等、内部の構造設計も工夫することで、あくまで鍋を主役としながら、鍋と加熱機器に一体感のあるデザインにすることができました。

仕様

【性能】■炊飯モード:白米1〜5合・玄米1〜4合(ふつう・おこげ)/白米 1〜1.5合(おかゆ)■調理モード:中火・弱火・極弱火・保温(30~95℃)【寸法】W約259(調理器部) / W約311(鍋・取手側)×D約296×H約208 mm【重量】約6.9kg【材質】■鋳物ホーロー鍋:鋳物ホーロー ■IH調理器:外枠_ポリカーボネート/内枠_アルミニウム/トッププレート_結晶化ガラス

どこで購入できるか、
どこで見られるか

■バーミキュラ公式ウェブサイト ■伊勢丹新宿店 ■三越日本橋店 ■二子玉川 蔦屋家電
バーミキュラ 公式ウェブサイト

審査委員の評価

通常の電気炊飯器では「内釜」とよばれるように釜が本体内に収まる構造となっている。対してこの製品は加熱用IHヒーターに剥き出しの鍋を乗せる構造を採用しており、これまでの炊飯器とは一線を画している。鍋有りきで開発されたこの発想の転換が新しい。高精度の削り出し加工による高い密閉性は、いわゆる鍋炊きの美味しさを手軽に楽しむことを実現している。無水鍋製造のノウハウが注がれた鍋部は機能が形として結実し、デザインに破綻がない。

担当審査委員| 中坊 壮介   玉井 美由紀   宮崎 光弘   渡辺 弘明   Juhyun Eune  

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