GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
漢字ドリル [うんこ漢字ドリル]
事業主体名
株式会社文響社
分類
教材・教育用品
受賞企業
株式会社文響社 (東京都)
受賞番号
17G010068
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本書は、小学校で習う1006の漢字を、「うんこ」という言葉を使って覚える、今までにない発想の学習参考書です。ただ面白いだけではなく、新学習指導要領にも対応しています。ドリルの内容は、1つの漢字にそれぞれ3つの例文が出題されており、例えば、「号」という文字ならば、①出席番号順にうんこを提出する ②「月刊うんこ」の四月号で、僕のうんこが紹介されている ③うんこを表す記号を考えました、といった構成になっています。漢字学習の弱点であった「作業的に書く」ことから脱却し、子どもが笑いながら勉強する姿を想像して作った、全く新しい漢字ドリルです。

プロデューサー

山本周嗣

ディレクター

古屋雄作、小寺練、谷綾子

デザイナー

小寺練

山本周嗣/古屋雄作/小寺練/谷綾子

詳細情報

http://www.unkokanji.com

発売
2017年3月28日
価格

980円 (税別)

販売地域

日本国内向け

設置場所

全国書店・Amazon、楽天などのネット販売

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

『うんこ』が持つ「汚い、臭い」ネガティブイメージをカラフルで可愛く楽しいデザインで払拭させています。

背景

当初は、著者である古屋雄作さんが趣味で作られていた『うんこ川柳』を書籍にすることを考えていました。ただ出版社として真剣に検討した結果、それでは商品として成立しないと判断し、新しい企画を考え直しました。そこで、もともと教育事業に興味を持っていたこともあり、「教育」と「うんこ」を組み合わせることに大きな可能性を感じ、「日本一楽しい漢字ドリル」を作ろうと決意して企画が始まりました。それから2年以上かけ、著者、デザイナー、編集者全員が、苦しみながらも笑いを絶やさず、地道な試行錯誤を繰り返す日々。とにかく小学生の視点に立つことを徹底的に追求し、結果、面白いだけでなく実際の学習でもしっかり役立つ、今までにない新しい漢字ドリルが出来上がりました。

デザイナーの想い

「うんこ」という言葉は、大人も子どももついつい笑ってしまう魔法の言葉です。そのおもしろさを最大限引き出した『うんこ漢字ドリル』の例文を初めて読んだ時、「この絶妙にシュールな世界観を崩したくない!」と強く感じました。そこで「うんこ」の持つ「汚い」「臭い」といったネガティブなイメージを「デザインの力でひっくり返す」という意図で制作を進めました。一歩間違えたらサムい印象になるという懸念から、デザインからイラスト、販促物の作成まで、すべて一人で手がけ、結果的に、自分の容姿が「うんこ先生」にそっくりになるほど入れ込んでいました。読者の方から「子どもが読み上げた例文で家族が爆笑していて、家が明るくなった」といった声をいただくと、社会の役に少しは立てたのかな、と思い、胸がいっぱいになります。

仕様

B5サイズ(257 mmx 182 mm)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の書店
うんこ漢字ドリル 〈公式サイト〉

審査委員の評価

小学生の漢字学習環境に革新をもたらしたドリル。子どもが持っている独特な「うんこ感覚」に寄り添い開発されたことで、子どもの自発性を引き出すことに成功している。おかしみから生まれる学習意欲を、書店などでも目立つ表紙や内容で引き立てることに総合的な高い評価を集めた。また、著者のライフワークだった「うんこ川柳」を学習参考書にまで引き上げた出版社の力も忘れてはならないだろう。今後、2020年から小学校で必修化される英語の学習参考書などへの展開も期待したい。

担当審査委員| 鈴木 啓太   安東 陽子   原田 祐馬   山本 秀夫   Jung-Ya Hsieh  

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