GOOD DESIGN AWARD

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2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
長屋 [CO-CONNECT]
事業主体名
個人
分類
住宅・住空間
受賞企業
河野有悟建築計画室 (東京都)
株式会社ウルテック (埼玉県)
受賞番号
16G100833
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

住宅街にたつ、オーナー住宅と賃貸住宅による長屋。オーナー住宅と賃貸住宅をひとつらなりに繋ぎつつ、程よい距離をつくりたい。それぞれの住まいのボリュームの間に中庭をつくり、それぞれの主要室をボックス状に形成し繋ぎ合わせて、箱の連なりの中を横断しながら生活していく。さらにそれらの箱に、より小さな箱が連なり繋ぎあわされていく。出窓、ベンチ、カウンター、バルコニー、小さな部屋などの機能をもちつつ、光を室内に取り込む要素として活用される。様々な大きさと様々な機能の箱が連なる集合体によって各住戸は成り立ち、限られたスペースに多様な生活シーンと、懐が深く広がりある空間を生み出している。

ディレクター

河野有悟建築計画室 河野有悟

デザイナー

河野有悟建築計画室 河野有悟

詳細情報

http://hugo-arc.com/

利用開始
2016年3月31日
設置場所

東京都世田谷区桜丘4丁目

仕様

木造/2階建て/建築面積:116㎡/延床面積:220㎡

受賞対象の詳細

背景

都市の代表的な住宅街にあって、個人が土地を継承していくために、一つの敷地に永く居住する所有者とテンポラリーに居住する賃貸住宅の生活者の距離を適度に保ち、有益な土地活用と、そして有効な空間活用に共する建築計画を目指すことが出発点となっている。

デザインコンセプト

生活者の距離感の形成/多様な生活シーンの包含/懐が深く広がりある空間

企画・開発の意義

限られたスペースに複数の生活者が距離を保って快適に共存できる場を提供すること。多様な条件や要求に応えながら立体的で広がりを感じることのできる空間を立ち上げること。懐が深い空間に光を取り込み、付加価値を生む機能を持った生活空間を生み出すこと。

創意工夫

【STEP01-住宅ゾーニング】オーナー住宅と賃貸住宅を連ね、二つのゾーンに区分し中央に共有の外部空間としての通路上の中庭を設け、敷地の余白を活用するとともに距離感を保つ。【STEP02-住空間の形成】諸室をボックス状に形成し繋ぎ合わせて、箱の連なりの中を横断しながら生活する場を構成。【STEP03-要素機能の付加】小さなスケールの機能的な要素となる、出窓、ベンチ、カウンター、バルコニーを付加していきつつ、深く光を導く。これらの操作によって、限られた空間に多様性と懐を生み出すことで、広がりを感じさせる。接するボックスはホワイトとグレーにトーン分けされていて、生活者は箱から箱へ移動する度に白い空間からグレーの空間へ横断していき、さらに空間の奥行を体感できる。ボックスの連なりは3次元的に組み合わされ、垂直方向にも変化のある立体空間を生み出している。

デザイナーの想い

都市の中で、住空間を組み立てる際に扱われるボックスのサイズは画一的で機能も空間も一様である。箱を集め連ねていくという、建築を構成する最も一般的な手法でも、そのサイズや繋ぎ方によって可能性は大きく広がっていく。連なる箱が集合体をつくり、空間と生活者の関係を形成する建築[CO-CONNECT]

どこで購入できるか、
どこで見られるか

河野有悟建築計画室
株式会社ウルテック

審査委員の評価

シンプルな空間にこれまたシンプルな人間スケールの箱を挿入させることで、細かく分解され、人の場所が複数生まれながら空間が繋がっている。そして、上下左右見ても差がなく重力を感じない感じが面白い。

担当審査委員| 手塚 由比   石川 初   長坂 常   日野 雅司   松村 秀一   Gary Chang  

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