GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
量子暗号鍵配信技術 [量子暗号通信システム]
事業主体名
株式会社東芝
分類
専門家向けの先端的デザイン
受賞企業
株式会社東芝 (東京都)
受賞番号
15G150635
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本デザインは量子暗号通信を使ったゲノム解析データ通信の、国内初の実データによる実証実験のデザインです。 「量子暗号通信」とは光の粒に情報を載せてデータをやりとりする、 暗号鍵の盗聴が確実に検出できる暗号通信です。これは、情報セキュリティーに対する社会的不安の高まりに歯止めをかけ、東芝が目指す安心、安全、快適な社会の実現を大きく前進させる技術です。その操作をする際に大切なデータを取り違えることなく暗号化できるUIやハードウェア、技術的特長を可視化し多くの方に伝えるコミュニケーションなど、様々なタッチポイントを通じた技術と社会の”架け橋”をデザインしました。

プロデューサー

株式会社東芝 デザインセンター デザイン第一部 部長 三上 龍之

ディレクター

株式会社東芝 デザインセンター デザイン第一部 UI・UX第一担当 参事 山根 伸啓

デザイナー

株式会社東芝 デザインセンター デザイン第一部 UI・UX第一担当 主務 林 英史

詳細情報

http://www.tqccs.com/

6月18日 プレスリリース
2015年6月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

次世代医療技術と究極の暗号化技術の組み合わせで新しい時代を想起させるイベントとしてのトータルデザイン

背景

昨今、ゲノム解析データなど、秘匿性の極めて高いデータを扱うサービスは多く、今後、そのようなサービスを、誰もが安心して利用するためには今までにないセキュリティの確保が課題でした。そこで当社は究極の暗号通信技術と言われる量子暗号通信の実用化に着手。ゲノム解析データを用いた量子暗号通信の実証実験に漕ぎ着けました。

デザイナーの想い

本技術の社会的価値を様々なタッチポイントを通じて伝えることを狙いとしています。 本技術が社会に普及する事で、不正アクセスが撲滅され、より安心、安全、快適な社会が実現される事を目指しています。

企画・開発の意義

先駆的な取り組みを実現した高度な技術力を可視化し、実証実験施設を単なる「モノ」としてはではなく「コト」としてトータルにデザインすることで、新たな時代の幕開けを、様々なステークホルダーに実感してもらい新技術の普及加速を目指します。

創意工夫

操作をする際に大切なデータを取り違えることなく暗号化できるUIやハードウェア、技術的特長や稼働状態を一目で理解できるダッシュボード画面など、本取り組みに関係する様々なステークホルダーが、それぞれの立場で最適なベネフィットが享受できるよう工夫しました。

仕様

Windows OS

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大学・研究機関・企業向けの製品であり、一般販売は無し。

審査委員の評価

ゲノム解析サービスなど極めて重要なデータの取り扱いには、これまでにない高いレベルでのセキュリティを確保することが大きな課題であり、量子暗号化技術を用いた通信の実証実験という取組みにデザインが総合的に関与していることで、情報セキュリティーに対する社会的不安を払拭し、安全で安心な社会づくりを実現を推進している。先進的な技術を可視化し、これらの取組みがもたらす高い価値を社会に伝えていることも評価した。

担当審査委員| 永井 一史   柴田 文江  

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