GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン・未来づくりデザイン賞

受賞対象名
スマートDIYプラットホーム [MESH]
事業主体名
ソニー株式会社
分類
ソフトウェア・サービス・システム/インターフェイス
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
受賞番号
15G121141
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

プログラミングなどの専門的な知識やスキルがなくても、無線でつながる電子タグをモノやコトと組み合わせるだけで、誰でも簡単に発明ができ、それをシェアできるスマートDIYプラットフォームです。動きセンサー、LEDライト、ボタンスイッチなどの機能を持った電子タグを、家具などの既存のモノにつけたり、他のデバイスに組み込んだりし、タグ同士の動作をアプリ画面上でアイコンをドラッグ&ドロップするだけで定義できます。例えば、動きセンサーをドアにつけ、ドアが動いた時にLEDライトを光らせ音を鳴らす、などの作動条件を選択するだけで設定が完了。日常のちょっとした問題を解決する発明やアイデアを簡単に形にできます。

プロデューサー

ソニー株式会社 新規事業創出部

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 石井大輔

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 稲垣岳夫、チョ・ヨナ、豊田修平、ミルコ・ゴーツェン、唐澤英了、永原潤一

詳細情報

http://meshprj.com/

発売
2015年8月
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

寸法: 48 x 24 x 12 mm 、通信: Bluetooth 4.0 Low Energy(BLE)、電源: リチウムイオン電池内蔵

受賞対象の詳細

背景

「日常の中でちょっと困っていることを自分で解決したい」「アイデアを形にしたい」こうした想いは、DIYに代表されるように昔から多くの人が抱えています。一方で、テクノロジーは高度に進化し、一般の人が扱うには難しく、その利便性を享受するにはメーカーから提供されるものをそのまま使うしかありません。そこで誰でも簡単にテクノロジーを扱い、アイデアを実現できる21世紀のDIYツールを開発しようと考えました。

デザインコンセプト

誰でも発明家になれるデジタル時代のDIYキット

企画・開発の意義

専門的な知識が必要なデジタル工作キットとは異なり、MESHは複雑な技術をシンプルな筐体に収めたタグを、既存のモノやコトと組み合わせるだけで簡単に発明ができるツールです。子どもから大人まで幅広い層に、つくったり表現したりする楽しさを提供します。研究・開発者も、MESHによりすばやくプロトタイプを作成できるようになるなど、一般の人はもちろん専門の人にとっても新しい発想を支援するツールになります。

創意工夫

電子タグは、多くの人にとって親しみやすいものにするため、難しそうな印象を与える配線が見えないワイヤレス仕様に。日常生活に馴染みのある1インチを一辺とした正方形を2つ並べたシンプルで可愛らしい筐体に、複雑な回路をすべて収めました。各タグの機能アイコンは電源ボタンやステータス確認ボタンとしての役割も兼ねていて、要素を減らすことでよりシンプルに。カラーは親しみやすく生活シーンのアクセントになるものを選び、一般の人にも使ってみたいと思ってもらえるよう配慮。アプリ画面のデザインも正方形のグリッドで統一し、シンプルでわかりやすいものに。どのタグを操作しているかが一目でわかるよう、画面上のアイコンはタグ本体のアイコンや色と共通のものにし、さらには画面上のアイコンに触れると対応するタグのLEDが光って反応するようにしています。自分の行為がどこに作用しているかを即時に実感することで楽しみながら発明できます。

デザイナーの想い

モノ+モノ、モノ+コト等、アイデアとは新しい組み合わせです。既存のモノにMESHのタグを貼りつけて組み合わせることで、それまで変わらなかった日常を自分の力で変えられることに気付きます。見慣れていたものが、より良くしようと思うことで違ったものに見えてきます。それはいつしかその人の意識や世界をも変えていくことになります。私たちは多くの人にそのような体験を提供したい、という想いでMESHを開発しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

First Flight
First Flight
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審査委員の評価

プログラミングなど技術的なバックグラウンドがない人でも手に取りやすいデザインとシンプルな操作性に驚かされる。身の回りのものと組み合わせ、簡単にIoTシステムを自分で構築できるとういうのも新しい。何よりも見ていて楽しい。反応がすぐに確認できるため試行錯誤をしやすく、プロトタイプづくりでの活用が進みそう。またテクノロジーへの理解を深め、創造力を育むような子どもたちの教育利用でも大きな効果を発揮するのではないだろうか。

担当審査委員| 久保田 晃弘   石戸 奈々子   ナカムラ ケンタ   暦本 純一  

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