GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
だし [飲む温だしドリップ]
事業主体名
株式会社農家の嫁カンパニー
分類
食品、パッケージ
受賞企業
株式会社農家の嫁カンパニー (福岡県)
受賞番号
15G111069
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

無形文化遺産登録で期待が高まるなか、和食の基本である旨味=ダシが世界中の料理人から注目されています。東京五輪を前に、正しい和食文化の発信が求められていますが、最近は日本人でさえ本物のダシを使う家庭は少なくなっています。世界の人々に、いかに日本古来の正統派ダシを伝えていけるか、その一つの答えとして、ダシの「旨味」をそのままストレートに飲めるよう、ドリップタイプにしました。 日本初ドリップタイプダシは、いつでもどこでも、お茶やコーヒー感覚で手軽にカップの中に「本物」のダシを再現できます。 調理器具が要らないので、和食が恋しくなる海外旅行への携帯や、日本からの本格的なお土産としても喜ばれます。

プロデューサー

空閑亜紀

ディレクター

空閑正樹

デザイナー

空閑正樹

Designer 空閑正樹

詳細情報

http://www.ondashi.com/

発売
2014年10月1日
価格

1,500円

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

ネット販売

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

温故知新。日本古来の伝統的和食とお洒落な珈琲文化を融合させ和食のModern Japanを目指した。

背景

文化遺産登録で期待が高まる中、和食の基本である旨味=ダシは、日本人でさえ本物を使う家庭は少なくなっています。更に東京五輪を控え、ますます和食文化や和食独特の旨味=ダシの情報発信が重要になっています。 本来、手間暇のかかる出汁は、日本人でも正しい知識を持つ人は多くありません。世界中の料理人から注目の集まる旨味=ダシを、人工旨味材に頼らず、いかに「正統」かつ「簡単」に味わってもらえるかを追求しました。

デザイナーの想い

和食のベースとなるUMAMIのモト、ダシを、いかにお洒落でスタイリッシュに見せるか、どれだけ敷居を下げられるかを追求した結果、ドリップダシという斬新なスタイルにたどり着きました。 和食という古き良き伝統文化を、デザイン性でどこまで現代風に蘇らせることができるかの挑戦となりました。 日本人はもとより、海外でこれから和食に興味を持たれる方々への案内役となれば幸いです。

企画・開発の意義

和食を知らない国の人にも、調理器具を使わずに簡単かつ厳密に正しい出汁がひけるよう、コーヒードリップで馴染みのある世界共通のドリップバッグというスタイルを採用し和食への理解と入り口にしたい。また、一杯出し方式とすることで、詳しい説明が無くても、世界中で安定した同じ味が再現できるようにした。お湯さえあれば、時と所を選ばず、お茶やコーヒーのように、カップで本物のダシを堪能できる。

創意工夫

唯一にして最大の特徴はドリップ式とした事。国内で物理的にドリップ式のダシが開発できない原因は、市販のダシパックには人工旨味成分(酵母エキス、発酵調味料、たんぱく加水分解物)が混ぜてあるためで、その成分が機械に焼き付き、ドリップ封入の機械を通すことができないからといわれている。それがダシ業界ではこれまでドリップタイプは不可能と言われてきた由縁である。飲む温だしは、基本に立ち返りダシの伝統的素材に忠実に従った結果、全ての素材が天然で本物であるが故に為し得た成功事例。安いが安全性に疑問のある素材よりも、伝統に忠実で正直な素材の方が勝った嬉しいケースである。

仕様

ドリップダシ 飲む温だし (帆立貝柱、麻の実入)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

農家の嫁の温だし
農家の嫁の温だし

審査委員の評価

海外で和食や出汁が注目を集めているが、「飲む温だし」は、人工旨味成分などによらない、日本の正統な出汁をドリップ式で手軽に味わえるものである。出汁をお茶のように飲むという今までなかった食の領域を、アイデアだけにとどまらず、商品レベルにまで高めたことが評価に値する。

担当審査委員| 廣村 正彰   齋藤 精一   中谷 日出   レイ・イナモト  

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