GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [デュフレベース成城]
事業主体名
株式会社サジェスト
分類
住宅・住空間
受賞企業
株式会社サジェスト (東京都)
株式会社佐藤宏尚建築デザイン事務所 (東京都)
多田建設株式会社 (東京都)
受賞番号
15G090889
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

様々な規制や条件により、開発されなかたった土地を高密度に開発し、豊かな住空間、新たな付加価値を創造する重層長屋建ての全14邸のメゾネット住宅。住環境に優れ、閑静な本敷地は、高さの制限や緑化など厳しい規制があり、マンションとして開発することは不効率だが、地下空間も利用した重層長屋とする事で最大限の容積を確保した。住戸構成は地階と1階、2階と3階、2つのメゾネットの住戸を積層したユニットを敷地の中に凝縮している。 高密度な配置とすることで、外周に十分な余地を設け、豊かな緑により周囲にも優れた環境をもたらしている。空へと広がる柱型・梁型のない内部空間により、豊かで優れた住環境を住み手に提供している。

プロデューサー

株式会社サジェスト 代表取締役社長 宮内宗頼、専務取締役 満永浩有

ディレクター

株式会社サジェスト 大関孝、辻口穣

デザイナー

株式会社佐藤宏尚建築デザイン事務所 佐藤宏尚

詳細情報

http://synapse.co.jp/projects/deuxfle_base_seijo.php

竣工
2014年8月
販売地域

日本国内向け

設置場所

世田谷区成城

仕様

規模・構造:RC造 地上3階 地下1階 総戸数:14戸

受賞対象の詳細

背景

都心は幹線道路沿いの開発が進む一方、街区の奥には様々な法規制により開発できずに放置された土地が点在している。本プロジェクトはこれまで有効活用できなかった土地を新しい発想で開発し、新たな価値を創りだすことを目的としている。本プロジェクトの世田谷区成城は閑静な住宅地である。しかし、厳しい法的条件のため、これまで集合住宅を創る事が困難であった。これを解決することが本プロジェクトの課題だった。

デザインコンセプト

価値を最大化し豊かな住空間を創造する、メゾネット住戸を高密度に積層させた4層の重層長屋。

企画・開発の意義

高密度な重層長屋により敷地のもつ経済価値を最大化し、空へと延びる空間により、都心においても快適な住空間の提供を可能にした。既存の画一的なマンション開発に一石を投じ、これまでの一般的な長屋のイメージを覆すゆとりある豊かな空間と経済性を両立する今回の手法が、これからのマンション開発の新たなスタンダードの一つに成長することを期待している。

創意工夫

配置・プランは一切の無駄を省いた効率的なものである。また地階には5畳近いストレージルームを設け、無駄のないスペース活用で収納量を確保した。 壁式構造の利点を活かし、柱型・梁型のないスッキリとした内部空間を実現した。 最上階の階高は4.1m確保し、屋上テラスやロフトとも立体的に連続した変化のある空間とした。心地よい空間と環境が、心の豊かさにつながり、生活の価値向上へと結びつく。また高密度な住戸配置により、戸建と比べて隣地との余地が大きく、季節感溢れる豊かな植栽により、住み手だけでなく近隣に対しても豊かな環境をもたらしている。

デザイナーの想い

経済的な効果を最大にしつつも、同時に生活価値も最大限高めたかった。ゆとりのある敷地にもかかわらず、配置を分散させずにあえて集約する事で広々とした心地よい空地を確保し、高さをギリギリまで活かした立体的な空間構成によって伸びやかな空間を創りだした。各住戸はカスタムオーダーにより内装を自由に変更することができ、それぞれに魅力的な個性溢れる住空間が成城に相応しい落ち着いた佇まいの中に内包されている。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

分譲用公式ページ
建物の竣工写真・計画概要

審査委員の評価

法規制が厳しく集合住宅を作ることが難しいエリアに、メゾネット住戸を高密度に積層させた4層の重層長屋を作ることで良好な住環境を目指したプロジェクトである。駐車場が街並みを壊さないように配慮・工夫された配置計画、フレキシブルで天井の高い空間など、設計者の力を感じさせた。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   中村 拓志   松村 秀一  

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