GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
健康快適住空間 [スマート・エアーズにより実現する永続的な健康快適住空間]
事業主体名
トヨタホーム株式会社
分類
住宅・住空間
受賞企業
トヨタホーム株式会社 (愛知県)
株式会社デンソーセールス (東京都)
GAC株式会社 (長野県)
受賞番号
15G090806
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

将来に渡り快適な住空間を提供することができるオリジナル全館空調システム。大気汚染問題やヒートショックといった家庭内事故を予防するうえで全館空調は有効な手段であるが、高価な割には機器によるプラン制約やリフォーム時の対応力に乏しいといった課題があった。そこで、自動車技術を応用し小型かつ高効率な機器を開発することで、トヨタホーム独自の設計によるスペース効率の高い床下、小屋裏空間に設置を可能とした。結果、①機器の「存在を意識させない」インテリアデザインにより自由度の高いプランニングが可能。②リフォーム時のプラン変更にも容易に対応。③詳細な空調設計の簡略化によりお求め易い価格を実現。

プロデューサー

トヨタホーム株式会社 技術開発センター+株式会社デンソーセールス 本社 住設事業部+GAC株式会社 技術2部 設計1室

ディレクター

トヨタホーム株式会社 技術開発センター+株式会社デンソーセールス 本社 住設事業部+GAC株式会社 技術2部 設計1室

デザイナー

トヨタホーム株式会社 技術開発センター+株式会社デンソーセールス 本社 住設事業部+GAC株式会社 技術2部 設計1室

詳細情報

http://www.toyotahome.co.jp/smartairs/

発売
2012年4月
価格

1,000,000 ~ 1,450,000円 (スマート・エアーズ価格、延床面積毎に価格変動)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

健康快適な住空間を創りだすとともにリフォームに順応する全館空調システム

背景

PM2.5による大気汚染問題の深刻化や、ヒートショックや熱中症といった家庭内事故の増加から本来安全である住宅内でさえ健康が脅かされるという危機感が広まっているなか、その解決策として早くから全館空調に着目してきたが、高価な上、初期導入時にプランニングしにくいという課題があった。また住宅の長寿命化が必要とされる今、設備機器であっても住まう限り快適な住空間を提供し続ける可変性が必要と感じ開発に着手した。

デザイナーの想い

長寿命化住宅において、将来に渡って住み続けられることの条件として、建物躯体とともに健康で快適な住空間も持続可能であるべきと考える。その実現のためには住まい手のニーズで変化する空間に合わせて、全館空調システムも柔軟に対応することが必要である。小型、高効率、安価という特長に加え、可変性も有することで、多くの方に快適で安全な暮らしを提供したい。

企画・開発の意義

住宅内の温度バリアフリー化による快適、安全性と、機器に頼りながらもインテリアに溶け込むデザイン性との両立により豊かな住空間を創り出す。空調設計を簡略できる革新的なシステム化と機器のユニット化により、お求め易い価格を実現し、多くの方に普及を可能とした。さらに、リフォーム時に機器の交換や空調設計が不要となるシステムにより、将来に渡り快適な暮らしを提供できる。

創意工夫

1フロア1台設置としフロア単位で空調を完結することで、温度調整やON/OFFをフロアごとに使い分け、エネルギーを効率よく使える。断熱性能の高い住宅との相乗効果により部屋間温度差を±4℃以内に保つことができ温度バリアフリーを実現。トヨタホーム独自の設計によるスペース効率の高い床下空間と小屋裏空間を活かして、1階のダクト類は全て床下、2階は小屋裏に設置した。結果、ダクトを自由に配管でき、吹出口の位置をプランに合わせて選択できる。同様にリフォーム時のプラン変更にも吹出口の移動が容易に可能となる。自動車技術を応用した小型、高効率化により、機器の大半を居住スペース外に設置できるとともに、機器が占有するスペースであっても収納空間として利用するなど実用性も兼ね備えている。機器の配置のみで空調設計が完結できるシステムと機器のユニット化で従来比約1/2のイニシャルコストダウンを実現した。

仕様

全館空調システム:1階:4.0kW〜 2階:4.0kW〜 1フロア1台設置

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国のトヨタホーム販売店
http://www.toyotahome.co.jp/kigyou/annai/base.html

審査委員の評価

通常の住宅用空調では細かな制御の難しい全館空調の仕組みを、自動車用のエアコンメーカーとタイアップして実現している。自動車メーカーに由来するハウスメーカーとしての面目躍如たる製品である。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   中村 拓志   松村 秀一  

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