GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
自動券売機 [Suicaグリーン券売機]
事業主体名
JR東日本メカトロニクス株式会社
分類
店舗・販売用什器
受賞企業
JR東日本メカトロニクス株式会社 (東京都)
受賞番号
15G080795
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

東海道線や総武線、上野東京ライン等で連結されているグリーン車にご乗車頂くために必要なSuicaグリーン券を買うための券売機です。通常の券売機よりも高さを高くし、ホーム上でお客さまが気づきやすいように内照式のグリーンマークを設定しました。グリーン券の購入は、購入時間の短縮を実現するため、券売機の中心にあるトレイにSuicaをパスケースから出さずに置いて頂く事でご購入頂ける様にしました。また、タッチパネルモニターも通常の券売機よりも低くすることで、バリアフリーにも配慮しています。さらに、画面デザインも使用する字体や色など機械と共にデザイン検討をし、よりわかり易く使いやすい券売機となっています。

プロデューサー

JREM 越尾章弘

ディレクター

GKID 加藤完治、GKGraphics 木村雅彦

デザイナー

GKID 若尾講介、迫坪知広、GKGraphics 真野元就、末岡 桂史郎

詳細情報

http://www.jrem.co.jp/

利用開始
2015年2月
販売地域

日本国内向け

設置場所

新橋、品川、茅ヶ崎駅

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

ホーム上での機器のありようを筐体デザインとGUIの両面から考え、シンプルな造形言語を用いて表現した

背景

現在、使われているグリーン券売機は、2004年から導入しており老朽化して来ていたため、新型のグリーン券売機を検討することとなりました。そこで現行機の課題を克服するとともに駅のホームに設置する特別な使用環境を考慮し、オリンピックや新しい駅/交通インフラへの対応など今後の社会情勢を鑑みた全く新しいデザインの券売機を作ることとなりました。

デザイナーの想い

普段、何気なく使用する機械だからこそ、クオリティの高いデザインが必要であると考えます。 美しく、使いやすいデザインが、あたり前の様に身の周りにある。そんな日本にしてゆきたい。

企画・開発の意義

ますます複雑化してゆく交通インフラの中で、ユーザーが理解し易いデザインを心がけ、無駄の無いシンプルな操作と造形言語で表現した。今後の国際化の流れや2020年の東京オリンピックなどを鑑みて、多言語化にも対応。

創意工夫

・ホーム上での顕示性を上げるために、上部に内照式のマークを配置。 ・ユーザーに対して操作のわかり易さを向上するために、機器の外観グラフィックや造形とGUIを連動させ、装置一体としての完成度を高めた。 ・ユーザーの接近性や車椅子に対しての配慮などを、シンプルな円弧と角柱の造形の中で実現した。

仕様

上野東京ライン等に連結されているグリーン車にご乗車頂くために必要なSuicaグリーン券を買うための券売機です。券売機の中心にあるトレイにSuicaをパスケースから出さずに置いて頂く事でグリーン券をご購入頂けます。 ・寸法:高さ_2000㎜×幅_540㎜×奥行_800㎜ ・重量:260㎏ ・防滴:IPX1相当

どこで購入できるか、
どこで見られるか

JR東日本メカトロニクスのホームページ

審査委員の評価

公共交通システムにおける券売機は、あらゆる人々を迎え入れる旅の入り口である。とりわけ2020年に東京オリンピックを控えたいま、様々な国籍の旅人に対しおもてなしの心が求められている。 このグリーン券売機は、ICトレイの採用によってユーザビリティを向上し、それに伴う構造のシンプル化が機器の故障率の低下とコストダウンを実現している。 直線と円弧によるフォルムは清潔感があり、コントラストのはっきりとした配色は、駅のホームにおいて機器の存在を顕在化させ、利用者が操作画面に集中できるものとなっている。本体デザインと連動したGUIも良く練られており、次代の公共空間にふさわしい礼儀正しいデザインであると評価した。

担当審査委員| 橋田 規子   加藤 麻樹   重野 貴   寺田 尚樹   樋口 孝之  

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