GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
情報端末清潔隔離デバイス [アイメディコート]
事業主体名
中島工業株式会社
分類
医療用の機器・設備
受賞企業
国立大学法人神戸大学大学院 (兵庫県)
中島工業株式会社 (京都府)
受賞番号
15G070711
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

手術室などの滅菌環境に器具を持ち込む場合、細菌感染を防ぐ為に滅菌処理が必要ですが、タブレット端末の様な滅菌できない器具は袋で包み込み、滅菌環境のまま端末に全く触れずに収納する必要があります。本製品はタブレット端末を接触せずに収納する事が可能で、今までには無かった特殊な2層構造の滅菌バッグです。滅菌環境(手術室)や病棟、医療施設、在宅などで、安心、安全、清潔に使用できる製品です。また、お客様がタブレット端末を快適に使用出来る様に、滅菌に加えて、光反射防止、防曇、防水、防塵の機能があります。

プロデューサー

神戸大学大学院医学研究科 内科学講座消化器内科学分野 杉本真樹

ディレクター

神戸大学大学院医学研究科 内科学講座消化器内科学分野 杉本真樹

デザイナー

神戸大学大学院医学研究科 内科学講座消化器内科学分野 杉本真樹+中島工業株式会社

発売
2011年11月
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

寸法:320mm×220mm(外紙含む)/280mm×220mm(中袋単体)、構造:特殊2層構造、特徴:光反射防止、防水、滅菌、防塵、防曇

受賞対象の詳細

背景

タブレット端末を医療に用いる事例が増えている。器具等を手術室に持ち込む場合、滅菌処理が必要であるが、タブレット端末の様な滅菌できない器具は袋で包み込んで汚染部分を露出させないだけでなく、滅菌環境のまま端末に全く接触せずに収納する必要があり、これを実現できる製品がかつて存在しなかった。そこで、全くタブレットに触れずに滅菌清潔のまま収納できる2層構造のバッグを新たに開発した。

デザインコンセプト

医療従事者が簡便で安全かつ清潔に使用でき、患者に対しても同様に安全かつ清潔を享受できること。

企画・開発の意義

医療現場でタブレット端末を清潔で快適に活用できる環境を整備する事で、手術支援の安全性、正確性の向上と、医師、医療従事者の技術向上、学力向上を目的とした。また、患者や一般社会との情報の共有と、コミュニケーションの活性化を目指した。また、最先端医療の普及による、医療業界全体の繁栄を目指した。

創意工夫

滅菌バッグ本体の中に中紙を設けており、開口部から不潔物(端末)を挿入して中紙を滅菌バッグから抜き取る事によって、滅菌バッグに不潔物が触れずに収納が可能である。タブレット端末挿入時に端末の落下防止の為、ユーザーに容易に分かる様、手を押さえる絵を印刷した。中紙裏面の3本溝や側面の折り込み、上部の切り込み等、端末を挿入し易くした。バッグ表面がシワになりにくく、濡れた手でも通常使用時と同様に滑らかなタッチパネル操作が可能な素材で製造した。手術室の無影灯は光量が強く、バッグ表面が光反射してしまう為、光反射防止層を付与した。内部からのタブレットの温度上昇により、バッグ表面が曇ってしまう為、内面に曇り防止層を付与した。

デザイナーの想い

医療現場へ端末を導入するには、セキュリティや清潔性などのクリアが必須であったので、確実で安全な環境を整備したかった。これにはまず、手術室という最も厳しい環境で患者への貢献度が高い利用法として、3D画像やカルテ情報を手術や診療支援として活用したいと思った。誰でも簡単に医療の安全性、正確性の向上と、医療従事者の技術向上、学力向上、患者や一般社会との共有と、コミュニケーションの活用化を目指したかった。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

中島工業株式会社、有限会社ニュートングラフィックス
中島工業株式会社
有限会社ニュートングラフィックス

審査委員の評価

手術室などの滅菌環境にタブレット端末を持ち込む需要があが、細菌感染を防ぐ滅菌処理ができないので、袋で包み込み、タブレット端末に触れずに、収納する特殊な2層構造の滅菌バッグである。これにより滅菌環境(手術室)や病棟、医療施設、在宅など広範囲で、安心、安全、清潔に使用できる。また、滅菌に加えて、光反射防止、防曇、防水、防塵の機能があり、タブレット画面に対する操作も支障がないように、デザインされている。

担当審査委員| 小林 昭世   内田 毅彦   内田 まほろ   緒方 壽人   村上 存  

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