GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
道の駅 [ソレーネ周南]
事業主体名
一般社団法人 周南ツーリズム協議会
分類
移動用機器・設備
受賞企業
一般社団法人周南ツーリズム協議会 (山口県)
受賞番号
15G060632
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「オール周南」で取り組む道の駅では「出せる人」「持って来れる人」だけが直売所への出荷対象者でなく、高齢化が進む小規模農家及び加工所、交通弱者の方々にも道の駅に出荷してもらうことが公共施設として道の駅には重要だと考えます。農家の高齢化は全国的な課題でもあり5年後、10年後には農家の数も半減するといわれる中で、農業振興、あるいは生きがい対策としての役割も道の駅の重要な役割と考えています。

プロデューサー

駅長 江本 伸二

利用開始
2014年5月
設置場所

山口県周南市戸田2713番地

仕様

受賞対象の詳細

背景

東京23区とほぼ同面積を有する周南市は海辺のコンビナート工業地帯から標高400mを超える中山間地域を抱える中、道の駅の立地は西のはずれにあり、市内遠方の生産地からは片道40km以上あります。「オール周南」で取り組むからにはすべての生産者に出荷の関心を持ってもらうことが重要でした。

デザインコンセプト

来れる市民だけの道の駅でなくすべての市民に道の駅を体感してもらいたい

企画・開発の意義

高齢者、交通弱者にも道の駅にかかわってもらうことで農業振興、生きがい対策につなげることができ、また、集荷を通じて安否確認や集荷の際、生活に必要な商品を届ける買い物支援を行うことで、中山間対策にも道の駅が機能することを目指しました。

創意工夫

東京23区とほぼ同程度の面積がある周南市では道の駅単独での集荷には限界がありました。そこで周南市内全域を毎日必ず集配送で回っているヤマト運輸の宅急便で集荷することができればと考え仕組みづくりをしました。生鮮品が主であるためまずは午前中に集荷したものは午後一番に店頭へ並べることがが課題でした。周南市内を担当する5つの営業所から道の駅へ搬入するためには営業所間の集荷物の移動などが課題でしたがこれを自社車両で行うことで可能としました。1台の自社車両が昼前後に5つの営業所を回ることで市内全域の商品を集荷することができました。次の工夫は高齢生産者の負担を減らすために集荷専用のコンテナに入れることで梱包はもちろんのこと蓋もしないままで出荷できること、事前登録することで送り状も不要としました。

デザイナーの想い

「オール周南」をコンセプトに始まった道の駅ですが位置は市内の西のはずれにあり、道の駅の恩恵にあずかれるのはごく限られた人たちでした。開業前の出荷説明会を通じ、関心度の落差を知り、「オール周南」の商品を市外県外へとの考えから「まずは市内全域へ」と考えを変えました。市内で認知されたものが市外へと発信することで初めて「オール周南」になると考えています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

道の駅ソレーネ周南
道の駅ソレーネ周南オフィシャルサイト

審査委員の評価

地元産品の販売などを通じて地域の暮らしの日常と非日常を結びつけている宅急便と道の駅に着目して日本独自の優れた地域デザインを実現している点を高く評価する。地域におけるモノの集配ー販売ー配送を一体的に捉え直し、解放的な空間として地域に根付きつつある道の駅を起点に、地域の生業と暮らしをつなぐモノの流れの形を具現化している点は素晴らしい。

担当審査委員| 森口 将之   青木 俊介   根津 孝太   羽藤 英二   原 研哉  

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