GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
エレベーター [HUMAN FRIENDLY コンセプトモデル「HF-1」]
事業主体名
株式会社日立ビルシステム
分類
移動用機器・設備
受賞企業
株式会社日立ビルシステム (東京都)
受賞番号
15G060630
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

都市の高度利用に伴う動線の複雑化や、セキュリティ強化による動線の分断が、新たな移動バリアとして顕在化してきている。従来から日立では昇降機のUDを積極的に推進してきたが、この新たな課題を解決するために、真に円滑な移動の提供を目的とした開発コンセプト「HUMAN FRIENDLY」を策定した。その第1弾が本製品の開発である。利用者の無意識な行動や心理に着目し、ストレスの無い移動のデザインをめざした。直感的に使える分かり易い操作や表示、閉所感を緩和する天井高や生体リズムと連動した照明による快適性の提供など、さまざまな利用者がことさら意識することなく円滑に移動できる昇降空間をリデザインした。

プロデューサー

株式会社日立ビルシステム グローバル経営戦略統括本部 製品戦略本部 製品企画部 野村耕治

ディレクター

ナオトフカサワデザイン 深澤直人+株式会社日立製作所 研究開発グループ 東京社会イノベーション協創センタ 熊谷健太

デザイナー

ナオトフカサワデザイン 深澤直人+株式会社日立製作所 研究開発グループ 東京社会イノベーション協創センタ 小町章、白井晃平、徳永竜也、福原聖人

詳細情報

http://www.hbs.co.jp/human_friendly/index.html

発売予定
2015年10月
価格

40,000,000円 (個別見積り(仕様により変動))

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

利用者が使ったことを覚えていないくらい円滑な移動をサポートするエレベーター

背景

都市の高度利用に伴う街区の大型化や動線の複雑化、防犯意識の変化に伴うセキュリティ強化による動線の分断など、日常生活における利用者の移動を妨げる新たなバリアが顕在化し始めた。そうした新たな移動バリアを取り除き、利用者が意識せず、自由に、そして円滑に移動できるためのハード・ソフト・サービスの確立をめざす開発コンセプト「HUMAN FRIENDLY」を策定し、その第一弾としてエレベーターを開発した。

デザイナーの想い

「HUMAN FRIENDLY」の開発コンセプトに沿って、利用者にことさら意識させることなく行動に寄り添い、利用者が使ったことを覚えていないくらい円滑な移動をサポートする製品やサービスの実現をめざし、今後も開発を進めていきたい。

企画・開発の意義

「HUMAN FRIENDLY」の概念に基き、円滑な移動をサポートするエレベーターをリデザインした。利用者の無意識な行動や気持ちの在り様を観察し、使ったことを覚えていないくらいスムーズな移動を提供するエレベーターの実現をめざした。華美な意匠を施すのではなく、移動に必要な機能やインタフェースを見直し、不要な情報提供や造形表現を排除することで、直感的に利用できる心地よい移動のデザインに注力した。

創意工夫

エレベーターを使うときに、利用者が意識しないで共通に感じ、認識している概念を抽出し、それに対応し先回りするようなデザインや機能の実現をめざした。すいたエレベーター内では、四隅に立つのが心地よいという身体知に着目し、かごの四隅に肩が収まる心地よい丸みを持たせた。出入り口にも、乗降時の円滑な人の流れを無意識にガイドする丸みを設けた。縦長の液晶ディスプレイは建物の形を連想させ、自分の乗ったエレベーターが建物のどの位置にいるのかが直感的に認識できる。大きな表示面は、移動に関する情報とその他の情報を明快に分けることができ、利用者にとってより明快な情報提供を可能にした。天井高を上げ、継ぎ目の無い全面光天井にすることで閉所感を軽減した。同時に、照明に色温度の異なる2種類のLED光源を搭載して、サーカディアンリズム対応して変化する心地よい光環境を実現した。

仕様

For Passenger, 13 Parsons, Load 900 kg / 15 Parsons, Load 1000kg / 17 Parsons, 1150 kg / 20 Parsons, 1350 kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

HUMAN FRIENDLY for Hitachi Elevators/Escalators

審査委員の評価

前世紀超高層化した都市は、2050年に向かって超高速ネットワークに接続するために、大深度地下化せざるを得ない。羽田で、品川で、未来の東京の滑らかな縦のモビリティをイメージさせる天井高や照明まで考え抜かれた革新的なデザインのエレベータ。

担当審査委員| 森口 将之   青木 俊介   根津 孝太   羽藤 英二   原 研哉  

ページトップへ