GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
燃料タンク [ダイハツ コペン・ムーブ用燃料タンク]
事業主体名
坂本工業株式会社
分類
移動用機器・設備
受賞企業
坂本工業株式会社 (群馬県)
SRDホールディングス株式会社 (群馬県)
受賞番号
15G060580
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

自動車開発において、環境問題や資源問題、ユーザーの負担を軽減のための「燃費向上」は重要なポイントで、軽量化技術が重要にファクターになっている。私たちは、燃料タンクを通じ、軽量化を提案してきた。今回、燃費競争の厳しい、軽自動車向けへ「もっと軽にできること」をテーマに「革新的」な燃料タンク開発をスタートしました。

プロデューサー

坂本工業株式会社 代表取締役社長 坂本清和

ディレクター

SRDホールディングス株式会社 第2製品開発部 部長 永島立裕

デザイナー

SRDホールディングス株式会社 第2製品開発部

発売
2014年6月
販売地域

日本国内向け

仕様

(サイズ)全長700×全幅434×全高さ224(単位:mm) (製品重量)5kg (タンク容量)30L

受賞対象の詳細

背景

燃料タンクの軽量化技術として、近年、板金製から樹脂製への「材料置換による軽量化」が進んでいる。しかし、材料置換がベースの為、製品剛性や加工性から樹脂板厚が厚くなり、軽量化効果が少なくなっているのが現状である。特に軽自動車のタンクに軽量化メリットが少ないのが、今までの市場動向で有った。今回は、樹脂タンクの理想を追求し、軽自動車だから出来る「あるべきタンク」から最軽量を目指して開発へ取り組んだ。

デザインコンセプト

「原理・原則」による形状・構造の追求から自然にあらわれてくる「機能美」な燃料タンクを目指した。

企画・開発の意義

燃料タンクの理想を追求すると、そこは、まるで別次元の機能美なタンクが生まれ、重量の厳しい軽自動車で、世界クラストップの軽量燃料タンクを実現。コペンやムーブの低燃費へ貢献を果たした。

創意工夫

軽量化を実現する上で、薄肉化と高剛性と言った相反した問題が発生。製品機能から製造工法へメスを入れ、原理の追求し、理想の構造を生み出した。それが、大Rと小Rを繋いだ球面形状で薄肉で高剛性のシェル形状を実現。高剛性による背反となる衝突時の吸収を表面に凹凸のダイヤモンドビード(※PCCP応用)を配置し、剛性を保ちながら衝撃を吸収する仕様を創出。とてもシンプルで機能美なタンク形状を実現しました。

デザイナーの想い

「従来にとらわれない」発想で取り組んだ結果、過去の常識が通用しなくなり、理想形の追求へ繋がり、予想もしない形状と結果をもたらした。それは、説明の言葉が入らなくなった。これが、求めた「機能美」と自負しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ダイハツグループ販売会社および販売店
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審査委員の評価

金属製からの単なる材料置換では成し得ない樹脂製燃料タンクならではの新しい価値を創出した。連続する球面で構成される軽量で高剛性な基本形状の表面に、ダイヤモンドレイアウトのビードを施し、従来品から40%の軽量化を実現するだけでなく、衝突時の衝撃吸収性能も獲得している。すでに量産車に採用され車両の性能向上に貢献している点も高く評価したい。

担当審査委員| 森口 将之   青木 俊介   根津 孝太   羽藤 英二   原 研哉  

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