GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ミルミキサー [イワタニ 『サイレントミルサー』]
事業主体名
岩谷産業株式会社
分類
キッチン用品
受賞企業
岩谷産業株式会社 (東京都)
受賞番号
15G030236
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本製品は、食品を粉砕して美味しく食べやすく加工するマルチなミルミキサーです。新開発の低騒音設計により、作動音を従来品の65dB強から約55dB程度まで下げることに成功しました。早朝や深夜の使用でも隣近所や睡眠中の家族に優しい低騒音設計です。また新開発の4枚カッターは、乾物の粉砕からジュース・スムージー作りまでこれ1つで優れた粉砕力をもちます。カッターのエッジには刃(やいば)をつけていないので手を切る心配がなくお手入れが簡単です。さらに容器は耐熱ガラスで、そのままレンジ加熱することでポタージュスープなどホットドリンクもごく短時間で作れます。

プロデューサー

岩谷産業株式会社 常務執行役員 カートリッジガス本部長 稲田和正

ディレクター

岩谷産業株式会社 カートリッジガス本部 CS推進部長 尾平野哲也

デザイナー

デザインスタジオエス 柴田文江

デザインスタジオエス 柴田 文江

詳細情報

http://www.iwatani.co.jp/jpn/newsrelease/detail.php?idx=1201

発売
2015年2月13日
価格

15,000円 (税別)

販売地域

日本国内向け

仕様

①サイズ:11.4×27.4cm ②重量:(小容器時)1.6㎏、(大容器時)1.75㎏ ③定格連続使用時間:3分以内 ④ガラス容器:耐熱温度差120℃ ⑤定格有効容量:(小容器)75cc、(大容器)260cc

受賞対象の詳細

背景

人の活動する時間は多様化しており、深夜や早朝も日中と同様に生活する人が増えています。また、食事のスタイルも個々人の生活時計に合わせて、個人ベースで摂る人が増えています。そこで、一人分が手軽にごく短時間で作れて後片付けがカンタンな調理器具の需要があります。そして早朝や深夜の使用を想定した低騒音化を付加価値として加えることで、現代の生活要求にマッチした従来にない小型ミキサーを企画しました。

デザインコンセプト

1988年から多くの人に親しまれているミルサーのイメージを踏襲し安心感と使い易さをカタチにしました。

企画・開発の意義

従来のミキサーやブレンダーは音が大きく後片付けも面倒になるため、そのうち使われなくなってしまう傾向があります。しかし野菜ジュースやスムージー、野菜スープなどは毎日の習慣にしてこそ健康や美容に成果があがります。低騒音設計とお手入れのし易さを追求し、毎日手軽に使える器具を提供することによって、手づくりのドリンクで身体ケアや健康づくりを行ないたいという人を応援します。

創意工夫

毎日使うことに何らの不便も面倒も感じることなく、生活の一部に快適に溶け込むよう以下の工夫をしました。 ●作動音を従来品に比べて画期的に低くするよう、カッターの軸棒の回転ブレを抑制する構造とし、本体プラスチックの振動共鳴を吸収するエラストマーを樹脂と一体成型したうえでスイッチを兼ねる容器カバーを大きなカプセル状にして音を封じ込めるようにしました。これにより従来品の約65dBから55dBまで大きく低騒音化が図れました。 ●食品を粉砕するカッターが加工調理目的に合わせて複数必要な従来品は収納等が面倒であるため、一つのカッターでジュースやスムージーからシャーベット・ナッツ類やコーヒー豆の粉砕・緑茶のパウダー化・離乳食などのペースト作りまで多機能な加工ができるようにしました。 ●食品を入れるガラス容器を耐熱強化ガラスにしてレンジ加熱対応とすることでポタージュスープもごく短時間でできるようにしました。

デザイナーの想い

健康維持のために「毎日使う機器」を目指して、使い易さと安全性のために創意工夫を凝らしました。カバー容器によるON/OFF機能、刃の無い機構など、長年培ってきたミルサーの基本性能の改良と、大幅な低騒音設計を実現するため素材とカタチの検証を重ね、機器のデザインから健康で豊かな暮らしのお手伝いをしたいと考えました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

イワタニアイコレクト㈱(ネット通販)
イワタニアイコレクト株式会社 サイレントミルサーページ
イワタニアイコレクト株式会社 トップページ

審査委員の評価

早朝や深夜の使用を想定し低騒音化した小型のミキサーである。1988年の発売以降、日本の台所の風景となったオリジナルデザインを受け継ぐ、どこか懐かしく優しいデザインである。使ってみると動作音の静かさに驚く。エラストマーと一体成型された本体は共鳴振動が起こりにくく、まるで樹脂の塊のような安定感がある。時代を越えて継承されたデザインが、進化をより一層鮮やかにしている。

担当審査委員| 鈴木 元   川島 蓉子   倉本 仁   佐藤 弘喜   Ulrich Schraudolph  

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