GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
腕時計 [セイコーアストロン SBXB003, SBXB005, SBXB007]
事業主体名
セイコーウオッチ株式会社
分類
装身具
受賞企業
セイコーウオッチ株式会社 (東京都)
受賞番号
15G010002
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「セイコーアストロン」は、1969年に世界に先駆けて発売した「クオーツアストロン」から命名されました。高い精度で世界の人々のライフスタイルを一変させた「クオーツ革命」に次いで「第二の革命」を担う、世界初のGPSソーラーウオッチです。地球上のあらゆるタイムゾーンで、ボタン操作ひとつでGPS衛星からの信号を取得し位置を特定、現在地の時刻をすばやく表示します。原子時計に基づく究極の精度と、ソーラー充電機能により、2012年9月の発売以来、世界50か国以上で高い支持を集めています。今回の製品では劇的な小型化と操作性向上、クロノグラフ搭載で、高い機能性と操作の楽しさを備え、外観品質を向上させました。

プロデューサー

セイコーウオッチ株式会社 セイコー第一企画部

ディレクター

セイコーウオッチ株式会社 デザイン統括部 佐藤紳二

デザイナー

セイコーエプソン株式会社 ウエアラブル機器事業部 W企画・営業部 仲西暢彦

詳細情報

http://www.seiko-watch.co.jp/astron/#8x_series

発売
2014年9月19日
価格

240,000円 (税抜価格)

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

GPSソーラーウオッチ。GPS衛星電波受信によるタイムゾーン修正機能(40タイムゾーンに対応)。ソーラー充電機能・ストップウオッチ機能(1/5秒計測6時間計)ワールドタイム機能・パーペチュアルカレンダー機能・10気圧防水・耐磁時計。 純チタン製スケース・バンド。セラミック製ベゼル、サファイアガラス。ケース全長54.4×径44.6×厚さ13.3mm

受賞対象の詳細

背景

2012年に発売されたGPS ソーラーウオッチASTRONは、地球全体を受信エリアとして地球上どこにいても簡単な操作でその場所の時間を知ることのできる画期的な機能を提供し、世界中で支持を得ることができました。しかし、革新的な技術革新で腕時計サイズを実現しましたが、一般的な腕時計と比較すると厚く大きく、より多くのお客様に使っていただくには小型化とバリエーションの広がりが課題でした。

デザインコンセプト

凝縮と華:多機能化と性能向上と飛躍的な小型化といった凝縮と装飾品としての美しさを両立進化させる。

企画・開発の意義

2012年発売の第一世代では、GPSソーラーウオッチとして画期的な世界初の価値を実現しましたが、大きさと、装飾品としての腕時計の価値の展開性に課題を感じていました。第二世代では、理想的なサイズと装着感の追求。更には装飾品としての腕時計として、身に着け、所有する喜びを感じていただけるよう構成部品の材質、テクスチャー、構造にこだわり開発することで、より多くの国のお客様にお届けすることを目指しました。

創意工夫

GPSソーラーウオッチでは核となる機能を実現するために独自の部材と構造を採用しています。GPS衛星の極微弱な信号を低消費電力で高効率に受信することを可能にした独創のリングアンテナと、受信を補完する機能も持ち合わせるセラミック製ベゼルです。これらは容積と構成位置に多くの制約のもと存在します。この独自の構造を繋ぐ役目のダイヤルリングにダイナミックな立体感を与えることで文字板の質感とともに独特の深遠さと重厚感を醸し出します。第二世代では30%もの小型化を果すことで劇的に薄くなった文字板空間ですが、省電力化を得て質感の向上とカラー展開で、深遠さ表現に幅と深みを与えました。ダイヤルリングでは宙に浮くレイアウトの金属製インデックスにより上質な陰影が生まれ、豊かな立体感を実現しました。セラミック製ガラス縁の硬質で張りと透明感のある質感と合わせて、伸びやかで美しく視認性の高い文字板空間を創り上げました。

デザイナーの想い

セイコーアストロンは独自のデバイスで構成されたGPSソーラーという新しい機構で「正確で」「止まらない」「美しい」腕時計を進化させて行きます。成熟された製品である腕時計というジャンルで、新しい機構により「時を知る」機能の利便性を高め、「時を表示する」文字盤に新しく心地よいバランスを創出したいと考えています。腕時計としてのスタンダードに、先進の機能と美しさを備えた新しい価値をお届けしたい。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

百貨店時計売り場、大手家電量販店、時計小売店など

審査委員の評価

これ以上の進化は難しいとされるクロノグロフで、GPSモジュールとムーブメントの開発によって劇的に小型化させることに成功している。時計にとっての十分すぎるほどの性能をあえて見せつけるのではなく、美しい文字盤によって存在を消す手法をとった。細部のパーツ全てに美意識を存分に感じることの出来る時計である。

担当審査委員| 松田 朋春   遠山 正道   廣田 尚子   安西 葉子   柳原 照弘   Hrridaysh Deshpande  

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