GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
地域づくり [九州福岡こうげのシゴト(雇用創出)×みらいのシカケ(定住促進)]
事業主体名
上毛町
分類
都市づくり、地域づくり、コミュニティづくり
受賞企業
上毛町 (福岡県)
受賞番号
14G141189
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

他の地方と同様、過疎化と高齢化の波に洗われる福岡県東端の小さな町、上毛。通常、地方自治体は複数の事業を立ち上げ、解決に努めるが、横断的連携の不足は宿命的に弱点となりやすい。今回、厚生労働省の雇用創出事業「こうげのシゴト」と町の定住促進事業「みらいのシカケ」をきっかけに、野草に焦点を当てた特産品開発や、町外からも個性派人材を引き寄せる仕組み作りなどを通じ、上毛町のブランドイメージ確立に向け、総合デザインを用いて有機的連携を図っている。

プロデューサー

江副直樹

ディレクター

上毛町長 坪根秀介

デザイナー

上毛町企画情報課

利用開始
2014年4月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

厚生労働省の雇用創出事業「こうげのシゴト」と町の定住促進事業「みらいのシカケ」をきっかけに、野草に焦点を当てた特産品開発や、町外からも個性派人材を引き寄せる仕組み作りなどを通じ、上毛町のブランドイメージ確立に向け、総合デザインを用いた有機的連携。

受賞対象の詳細

背景

福岡県東端の小さな町、上毛は他の地方と同様、過疎化と高齢化の波に洗われている。通常、地方自治体は複数の事業を立ち上げ、解決に努めるが、横断的連携の不足は宿命的に弱点となりやすい。今回、厚生労働省の雇用創出事業「こうげのシゴト」と町の定住促進事業「みらいのシカケ」をきっかけに、特産品開発や担い手づくりなどを通じ、上毛町のブランドイメージ確立に向けて有機的連携を図る気運が育っていた。

デザインコンセプト

上毛町で取り組まれている複数の事業を、総合デザイン導入によって連携強化し、相乗効果を上げること。

企画・開発の意義

上毛町において、雇用創出事業、定住促進事業との連携による地域活性化の新たな取り組み。総合デザインの導入を前提とし、「野草」に象徴される地域に眠る現有資産を商品開発や広報計画によって顕在化する。また同時に、定住促進事業と連携を図りながら、過疎が進行するエリアの共通課題である質の高い担い手確保に取り組む。ふたつの事業が柔らかく繋がりながら、ポジティブな連環を形にすることでポテンシャルはさらに花開く。

創意工夫

上毛は平野と山林で構成され、いわゆる里山が多い地勢だ。極度の田舎でもなく、大都会でもない。点在する里山は、人との距離が遠すぎず近すぎず。上毛では、その地理的特性から、野草というキーワードを抽出した。現在、野草を使った数々の商品開発やメニュー開発が進んでいる。さらに、野草栽培の農業化まで視野に据えている。 暮らしを考えれば、自動的に仕事を考えなければならない。雇用創出事業「こうげのシゴト」では、地方における次世代の仕事の形を模索し、定住促進事業「みらいのシカケ」では、古民家を学生たちと共にリノベーションした「田舎暮らし研究サロン」を開設。若きホストが常駐し、関心の間口を広げ、新しい暮らしを実践する場への移住への検討を促すリアルな仕掛けを準備した。

デザイナーの想い

地方の元気を生み出すのは、健全なモノづくりの継続。上毛町では、大量生産、大量消費に応えるために無理するのではなく、クリエイティブを積極活用することにより、小ロットの産物をいかに消費者に届けるかに心を砕いている。また、定住促進事業では、そうした価値観を積極的に社会に伝えることで、共感する人材を上毛に引き寄せる試みを行いながら、人々の想いを新しい生業として反映させる仕組み作りに取り組んでいる。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

上毛町役場
九州福岡こうげのシゴト
みらいのシカケ こうげの田舎のつくり方

審査委員の評価

福岡県東端の小さな町、上毛における高齢過疎からの脱却をめざす地域の小さな取り組み。無理をするのではなく、もともとその地の持っている潜在的魅力を大切にして行こうと、美しい里山を活かす野草をキーワードに、新たな雇用創出のための仕事づくりや定住促進のための仕組みづくりを若者達と行っている。作り出す空間やビジュアルのクオリティも高く、小さくも自信を持ち、持続するまちづくりの可能性を感じさせる

担当審査委員| 南雲 勝志   石川 初   林 千晶   横川 正紀  

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