GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
活動 [たまびより]
事業主体名
森玲於奈
分類
公共向けの活動・取り組み、社会貢献活動
受賞企業
たまびより (東京都)
受賞番号
14G141159
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「たまびより」は多摩美の事をもっと知りたい受験生や高校生に、大学案内には記載されていない学生目線で見た多摩美の雰囲気を知ってもらうために活動しています。現在は、学年学科を越えた11人で運営しております。 多摩美に見に行きたくても、もっと知りたいと思っても、地方の受験生にとっては東京にある多摩美に行くのは金銭的にも時間的にも困難です。そういった問題を解決すべく、広告、グラフィック、映像、Web、プロダクト、イベント、アートワーク、企画・立案・運営など『デザイン』を通して様々なメディアやジャンルを横断して日々活動に励んでいます。

デザイナー

たまびより

詳細情報

http://tamabiyori2012.wix.com/0625

利用開始
2013年6月
価格

0円

販売地域

日本国内向け

仕様

①Webサイト(http://tamabiyori2012.wix.com/0625) ②DVD(19cm×13.5cm×1.5cm)

受賞対象の詳細

背景

北海道の受験生は、多摩美へ行くのに時間とお金がかかるため見学することができません。そのため、多摩美の雰囲気を知らないまま受験当日に初めて多摩美に足を運ぶという人も少なくありません。 東京に住んでいれば当たり前にできていたことが、地方では難しいということに衝撃を受けました。 『多摩美と地方を繋ぐ架け橋になりたい。』 多摩美で偶然出会った2人の思いから「たまびより」を立ち上げました。

デザインコンセプト

「思いやり」がデザインコンセプト。活動の全ては地方美大受験生の為に行う、という事が根本的な思想です。

企画・開発の意義

一点目は、地方の美大受験生の多くが抱える自身の志望大学をよく知らずに受験せざるをえない現状問題を解決する。 二点目は、都内の美大受験生であっても大学に来るのはオープンキャンパスや芸術祭といったイベントの時であり、それはいわば「化粧をしている」多摩美。私たちは「すっぴん」の多摩美を受験生に届ける事で、進路を真剣に考えてほしいと思っています。

創意工夫

創意工夫した点は「徹底した話し合い」です。放課後、たまびよりのメンバーが集まって議論を深め、地方の美大受験生のために何をすべきか考えます。利潤を追求した私利私欲のために話し合うのではなく、地方の受験生のためにデザインで何ができるだろうという話し合いの「思いやり」から全てが始まります。社会に出ると商品を他社よりも売る必要があったり、商品を売りたいクライアントの要望とデザイナーの美意識が歩み寄るなど、一番大切な事を忘れがちになります。一番大切な「誰かのため」にそのデザインが行われようとしているという事を見失うのです。幸い私たち「たまびより」はプロではありません。学生であり、アマチュアです。だからこそ、他社と争う思考もなければ、クライアントとデザイナーは自分自身なので葛藤もありません。学生だからこそ「誰かのため」に時間をたっぷりと費やす事ができるので「徹底した話し合い」をとても大切にしています。

デザイナーの想い

私たちは多摩美の広報をしている団体ではありません。多摩美の良い面だけをアピールして入学勧誘をしている訳でもありません。私たちは地方で困っている美大受験生の為にデザインの力で何とかしたいという一心で動いています。多摩美の良い面も悪い面もさらけ出して、それでも多摩美に行きたいという受験生が増えれば、入学後も志高く、より有意義な大学生活を送ってくれると信じて活動しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

WEB上で閲覧可。または全国の美術予備校。
たまびより公式サイト

審査委員の評価

「お金がかかるから一度もキャンパス見学せずに入学を決める地方生が多いのが残念で」。そんな多摩美大生二人の思いが、全国規模での美大受験生向け情報発信サービス「たまびより」を生み出した。ボランティア活動で作られたとは思えないクオリティの高い映像や、等身大の情報が掲載されているWebサイトに、情熱の力を感じた。今回のGマークの受賞により今後も継続されることを期待したい。

担当審査委員| 南雲 勝志   石川 初   林 千晶   横川 正紀  

ページトップへ