GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住まいのアフターメンテナンス [街まるごとリフレッシュデー]
事業主体名
株式会社フォレストコーポレーション・工房信州の家
分類
住居に関するサービス・システム
受賞企業
株式会社フォレストコーポレーション (長野県)
受賞番号
14G131087
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

“街は財産、人が育むもの”を理念とする分譲地「SEASON南原」。より魅力的な街並みづくりのため「街まるごとリフレッシュデー」を年に一度設け、この街に住むご家族と職人さんが一堂に会し、全員で協力しながら家と街をピカピカにします。日頃手が届かない・難しい部分について、専門家の指導のもとメンテナンスを実践、オーナー自ら手入れができるノウハウが身に付きます。また、ワークショップ形式のイベントで楽しみながら参加することで、“家育て”が家族共通の楽しみにもなることでしょう。メンテナンスが面倒な作業としてではなく、家族の思い出を紡ぐ時間となり家が宝物になるような、人と住まいの良好な関係づくりに寄与します。

プロデューサー

株式会社フォレストコーポレーション 代表取締役社長 小澤 仁

詳細情報

http://www.kobo-shinshu.com/

毎年秋開催
2010年10月
販売地域

日本国内向け

仕様

リフレッシュデーの作業メニュー一例 ・外部木部、もくまど塗装(材料費のみ5,000円)・床、木部塗装(材料費のみ1,450円)・サッシ調整(無償)・配管掃除(屋内8,000-、屋外無償)・地震対策の固定金物、ストッパー取付(無償)・高所清掃(道具貸出無償)・ガラス清掃(スクイジー貸出無償)・植栽の選定(無償)

受賞対象の詳細

背景

自然と共生するパッシブデザインの工房信州の家。自然素材と自然エネルギーを活かす住宅では、住まい手が家に目を配り手をかけることで、より快適な住環境が育まれます。しかし住まいのメンテナンスに「面倒」「難しそう」とマイナスイメージを持つユーザーも少なくありません。イベント化することでメンテナンスのハードルを下げ拒絶感を払拭し、住宅会社にお任せではなく自ら率先して家に手をかける姿勢を育みたいと考えました。

デザインコンセプト

住まいも、街も、まるごとリフレッシュ。街・家・人が育つ、メンテナンスデー。

企画・開発の意義

欧米に比べ、5分の1の寿命で建替えられてしまう日本の住宅。年月に比例して劣化し急速に価値を失うばかりの大量消費型の住宅とは一線を画し、新築時から年を重ねるほど右肩上がりに価値を増す家づくりの一助となる取組みです。オーナーが住まいへの興味を持ち続け、自ら手をかけ、快適な住空間を楽しみながら創造するポジティブな暮らしにつながります。我が家へ、そして街へ、深い愛着と親近感を育む風土づくりにも寄与します。

創意工夫

「街まるごとリフレッシュデー」は、一年のうちたった一日。この日だけは家族が集まり、またSEASON南原の住民が一堂に会し、全員で家と街をピカピカにする達成感のある一日です。実施項目は、大きく三種類。一つ目は、職人さんにしかできない専門的な分野で、不具合を一斉点検します。二つ目は、専門家の手ほどきを受けながらオーナー自らが実践するメンテナンス。毎年異なる複数のテーマ設定で、街中あちこちで多彩なワークショップを実践します。数年継続して参加すれば、住まいの一通りのメンテナンスが自力でできる程度の経験が身につくプログラムを組んでいます。三つ目は、個人では用意できない道具を使うメンテナンス。分譲地内でオーナーが一斉に作業にあたることで、当社が用意した足場や工具などをまとめて無償でご利用いただける体制を整えました。徒歩一分圏内に25軒の工房信州の家が建ち並ぶ街だからこそできるイベントです。

デザイナーの想い

家が存在する限り手をかけ続ける“家育て”。その手間をコストと呼んだら退屈だ。難しく考える必要はなく、誰でも少しだけコツをつかんで手を動かせば、住まいは活き活きと輝きだします。街全体で年にほんの一日だけメンテナンスに集中する日をつくることで、皆で無理なく作業にあたれます。そして手をかけることで我が家への愛着を深め、大事に扱うようになり、年月を経るごとに家族の宝物へと育まれる住まいとなることでしょう。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

長野県上伊那郡南箕輪村「SEASON南原」分譲地
「工房信州の家」オフィシャルホームページ

審査委員の評価

近年マンションや分譲住宅においてコミュニティ形成を促す取り組みは多く見られる。しかし中には強引な手法のものも見られる。またすべての人がコミュニティに参加したいわけではない。そんな中で「街まるごとリフレッシュデー」は年に一度の大掃除というどの家庭でも行われるであろうイベントを利用しワークショップ形式で専門家の指導の下で楽しく家をぴかぴかにできるという自然な形で地域コミュニティの形成を促している点を高く評価した。

担当審査委員| 暦本 純一   江渡 浩一郎   中川 淳   日高 一樹   松下 計  

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