GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
復興支援型観光ガイドブック制作企画 [コミュニティ・トラベル・ガイド「三陸人」]
事業主体名
issue+design/hakuhodo i+d
分類
公共用のメディア・ソフトウェア・コンテンツ
受賞企業
issue+design (東京都)
hakuhodo i+d (東京都)
受賞番号
14G121048
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

豊かな漁場と美しい景色に恵まれた三陸地方には、自然とともに、先人の知恵を受け継ぎながら、前を向き、ひたむきに生きる人たちがいます。コミュニティ・トラベル・ガイド「三陸人」は、ここに住む魅力的な人々の姿を通して三陸の魅力を紹介し、その「三陸に暮らす魅力的な人々に出会いに行く」をテーマにした旅のガイドブックです。豊かな海産、細やかな工芸、味わい深い体験など、楽しみながら復興を応援する旅を提案します。

プロデューサー

issue+design 筧裕介

ディレクター

小菅隆太、水内智英、西村勇哉

デザイナー

issue+design 白木彩智、川合翔子、岡本茜、高山裕美子、danny

詳細情報

http://issueplusdesign.jp/project/CTG/

発売
2014年2月22日
価格

1,296円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

三陸地域の魅力的な人々にフォーカスした書籍の出版プロジェクトを通じて、復興を後押しする旅を応援する。

背景

震災から数年が経過し、人々の興味や関心が徐々に薄れていっています。まだまだ復興が必要な三陸地域にとって今必要なことは、たくさんの方々に三陸を訪れてもらうことです。そのためには、「名所名跡」といった観光のハード面だけではなく、「三陸の魅力ある人々」というソフト面に注目した、三陸を訪れる新しい理由が必要なのではないか、と考えました。

デザイナーの想い

三陸の復興を頑張る人をたくさん取材し、紹介するコンテンツを制作することで、改めて魅力的な地域であることに大いに気づかされました。書籍出版プロジェクトを通じて紡がれたたくさんの思いを、一冊の本にまとめて発信することで、たくさんの方々に魅力に気づいてもらいたい、たくさんの方々に彼の地を訪れてもらいたい。そんな強い想いを込めて制作いたしました。

企画・開発の意義

三陸に住む魅力的な人々に実際に会いに行き、新しい出会いを紡ぎながら作ったコミュニティ・トラベル・ガイド「三陸人」は、そこに住む人々の魅力的な人柄や郷土愛、地域の隠された魅力がぎっしり詰まった旅のガイドブックです。このデザインコンセプトにより、観光を名所、名跡といったハード面だけではなく、「地域で暮らす人々」というソフト面をフィーチャーし、新しい旅のスタイル、新しい地域活性の形を具現化しました。

創意工夫

コミュニティ・トラベル・ガイド「三陸人」は、住民参加型のワークショップ開催を通じて、地域の隠された資源や、魅力的な人々を発掘するところからスタートしています。その結果、書籍出版プロジェクトを通じて、これまでつながりのなかった地域と地域をつなぐ、新しいコミュニティを創出することができました。また、この書籍出版プロジェクトを、たくさんの方々に自分事化してもらうため、クラウドファンディングの仕組みを活用した寄付を募り、資金の調達を行いました。「三陸の魅力的な人々に会いに行く」ガイドブックを作ることで、三陸を旅する「新しい動機」が生まれ、実際に「訪れる」というアクションを喚起する。旅の主役をハードからソフトへシフトしたことで、たくさんのアイディアが具現化しました。

仕様

B6(128×182mm)192頁

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の有名書店、またはWEB書店にて
コミュニティ・トラベル・ガイド
【Amazon】三陸人―復興を頑張る人を応援する旅

審査委員の評価

トラベルガイドでありながら、そこに住む人々を取り上げ、その人たちに会いに行く、という考え方が新しく興味深い。そしてその人々を暖かく親しみ深く表現できているのはデザインの優れているところ。実際に手に取るとコラムのように物語を感じ、実際に行って会いたくなる。そのことを思うとき、それはこの本の登場人物自身にとっても、きっといつか誰かが訪れるだろうと常に背筋を伸ばし笑顔を保っていようとするならば、それが復興の明るい下支えにもなるだろう。

担当審査委員| 永井 一史   鹿野 護   久保田 晃弘   遠山 正道   中谷 日出  

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