GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
東京スクエアガーデン [東京スクエアガーデン]
事業主体名
京橋開発TMK 第一生命保険㈱片倉工業㈱清水地所㈱京橋三丁目TMK ジェイアンドエス保険サービス㈱
分類
産業用の空間・建築・施設
受賞企業
清水建設株式会社 (東京都)
大成建設株式会社 (東京都)
株式会社日建設計 (東京都)
受賞番号
14G110917
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

銀座と日本橋を結ぶこの京橋地区に、人の動きをつなぐ空間と周辺にはない緑とゆとりの空間のある複合施設をつくることに取り組みました。 上層階に約1.8mの庇を天井との連続で設けることにより、内部空間に広がりを与え、日射遮蔽効果を合わせ持たせると共に、ガラスの超高層のイメージから離れた圧迫感の無い奥深い表情を表現しました。 この上層の均質で強い水平の繰り返しが低層階ではランダムな積層になり、その中に通りやロビーの大空間や緑化空間を差し込むことで、建物利用者に限らず京橋を訪れる人々が憩いくつろげる、建築と緑が一体となった建築を構成しました。

プロデューサー

京橋開発TMK+第一生命保険株式会社+片倉工業株式会社+清水地所株式会社+京橋三丁目TMK+ジェイアンドエス保険サービス株式会社+東京建物株式会社

ディレクター

日建設計・日本設計委託業務共同企業体+清水・大成設計共同企業体

デザイナー

日建設計・日本設計委託業務共同企業体 杉山俊一、高野明+清水・大成設計共同企業体 藤本裕之、嶋田将吾、井深誠、渡辺岳彦

詳細情報

http://tokyo-sg.com/

利用開始
2013年3月27日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

東京都中央区京橋3-1-1

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

熱負荷低減の役割を果たす大庇とその間にある緑化空間をアイデンティティとした都市型環境モデルビル

背景

本計画は複数の地権者とディベロッパーの共同事業が、都市再生特別地区の都市計画決定を受け計画された。本特区の都市再生への貢献要素は、「環境特区」ともいうべき内容で、その象徴としての緑の丘の形成、官民一体となったエリアエネルギーマネジメント機能を持つ環境ステーションの設置、40%超のCO2削減に加え、都市機能を補完する地下鉄駅連絡通路整備や広場の設置からなっている。

デザイナーの想い

低層部の立体的な緑は「京橋の丘」とし、建物利用者に限らず京橋を訪れる人々が憩いくつろげる開かれたオープンスペースを丘の中に設け、建築と緑が一体となったファサードを構成した。隣接する銀座・日本橋地区にはないこの建物の独自性により、京橋地区の新たなアイデンティティを演出。この京橋の丘が将来にわたる緑の成熟とともに真の京橋の風景になることを期待している。

企画・開発の意義

低層部に周辺にない緑とゆとりの空間をつくる事により、この地区の活性化とクールスポットの提供を図った。実際、東京都構想の「風の道」により、東京湾から皇居方面に繋がるグリーンロード・ネットワークの一端も担っている。 また建物内に京橋環境ステーションを設置し、企業の最先端環境技術や本建物で採用している多様な環境技術を展示・公開すると共に、周辺の中小事業所の所有者等に対する省CO2の取組支援を行っている。

創意工夫

国土交通省「省CO2先導事業」採択において、外観の特徴である大庇を持つ 外装システムが大きな役割を担っている。大型PC版による庇の日射遮蔽効果、太陽光追尾ブラインド、ペリメータ部のエアフロー、Low-eガラスにより外部負荷の低減を図るとともに外気導入により空調エネルギーを削減し日常の通風や発災時の環境確保に備えた自然換気開口を設けた。また外気の温湿度状態等が自然換気に有効であることをオフィスワーカーに知らせ省CO2を励行するテナントサービスをシステム化している。 外観を特徴づけるデザインが環境に配慮した高度な機能を持ち合わせ、深い軒による高層階の穏やかな内部空間と融合して次世代の新しいオフィス環境を実現している。

仕様

地上24階地下4階 延床面積117,460.96㎡ 用途:事務所、物販飲食店舗、診療所、集会場、展示場

どこで購入できるか、
どこで見られるか

TOKYO SQUARE GARDEN 東京都中央区京橋3-1-1
東京スクエアガーデン

審査委員の評価

都心に建つオフィスを中心とした複合施設である。上層階には1.8mの大きな庇を回したファサードは、一般的なガラスオフィスのイメージから脱却した意匠であり新鮮である。建物全体が大通りからセットバックしており、また低層部には緑を積極的に配しており、内部空間を豊かにするだけでなく、息が詰まるような既存の都市空間へ大きく貢献していることが高く評価された。

担当審査委員| 安田 幸一   高橋 晶子   廣村 正彰   山梨 知彦  

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