GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [パークタワー東雲]
事業主体名
三井不動産レジデンシャル株式会社
分類
住宅・住空間
受賞企業
三井不動産レジデンシャル株式会社 (東京都)
受賞番号
14G100862
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本物件は、近年発展の目覚ましい東京湾岸部の江東区東雲に位置する、住戸数585戸、高さ158m、43階建てのボイド型タワーマンション (分譲) である。 都心立地の利便性の高さと水辺の開放感という、絶好のロケーションを兼ね備えた当マンションは、平均専有面積68㎡、3LDKが主体のファミリー型マンションである。 計画において、タワーマンションに住む価値の再提案を念頭におき、建物全体をデザインした。また、免震構造を含む構造検討による住空間の良さ、居住者間のコミュニティー醸成に配慮した設計やシステムの構築、災害や停電に対する絶対的な安全性と安心感、維持管理費・修繕費の軽減を追求している。

プロデューサー

三井不動産レジデンシャル株式会社 開発事業本部 都市開発二部長 各務徹

ディレクター

清水建設株式会社 設計本部 集合住宅設計部 原田洋

デザイナー

株式会社リシャール・ブリア・アソシエイツ 代表 リシャール・ブリア+株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所 所長 赤池学

利用開始
2014年3月18日
価格

4,500万円台 (最多販売価格帯)

販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都江東区東雲一丁目1番6号(地番)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

CLUB SKY AVENUEという発想。大地に広がる街を大空へ、人をつなぐ、空に伸びた街づくり。

背景

東京湾岸部のタワーマンションを中心とした開発は目覚ましいが、大規模性から居住者間のコミュニティは形成され難く、また、本来ある海辺の風、光、緑といった豊かな自然環境を住宅で感じにくい点が課題としてあがる。建物全体に集いや絆をもたらす、超高層マンションの生活への再提案を模索してデザインするとともに、東日本大震災後、三井不動産レジデンシャルにおいて見直しをした自社の防災基準も取り組んだ第一号の物件。

デザイナーの想い

家族構成や時代のニーズに合わせてリフォームし続けることで、何世代にも渡り長く住み継けられる基本性能を持つ本物件が、居住者に「住み続けたくなる愛着と心地よさ、安全性」を感じてもらえ、世代を超えて住み続けられることで、「幼なじみ」という、東京都心部で失われつつある深いコミュニティの形を取り戻し、居住者からも周辺の街全体からも、広く、永く愛され続けられる建物へと成長することを期待している。

企画・開発の意義

立体的に織りなす様々な空間が、空へと続く光や風の通り道となり、暮らしながら豊かな自然を感じる。また、タワー全体に散りばめられたこれらの空間は、公園のような社交場や、辻、街角などのようになって、住人同士の出逢いと集いをもたらす。全フロアを使いこなし、顔が見え、絆が生まれる新たな高層型の安心できる街。「いつものコミュニティーの場」が、「もしもの災害対策拠点」となり、より効果を発揮することを提案した。

創意工夫

①本物件は外廊下のボイド型タワーであるが、ボイトの東西6層ごとに約6M角の穴を設け、側面からの採光と通風を確保。またボイド底の東西にも3層吹き抜けの大穴を設け、棟内の明かりと、新鮮な空気の循環による自然を感じるタワーマンションのあり方を追求。 ②タワーの東西6層毎に設けた2層吹き抜けの空間、「ソラプラザ」は6か所。ボイド底部の「ソラテラス」2か所など、足元の緑地から上部までに、27か所の共用部を配置。足元の緑と眺望と交流が全て楽しめる数々の辻、街角の構築を検討した。 ③ハードを活かし、人がより建物全体に行き交い、交流が生活の楽しみそのものになるよう、空へと点在する共用施設には、数々のコミュニティプログラムを用意、「自然と育まれる交流」を目指した。 ④高い耐震機能は勿論、豊かな住空間の構築のためにも免震構造とし、防災設備に関しても先進の設備を採用した。

仕様

南面性向上とオーシャンビューを優先、また隣接する建物群との垂直方向の見合いの低減を意識し、平面形状が台形をした特徴あるフォルムとした。総戸数は585戸、建物高さ約160M、地上43階建て。構造においては、免震構造を採用し、高い耐震性能を確保しつつ、柱梁が少なく、住戸の主開口スパンを十分確保できる構造体を実現した。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都江東区東雲一丁目1番6号(地番)

審査委員の評価

ボイド型タワーマンションとしては、極めてにボイド内の居心地が良い点が高く評価できます。外壁に設けられたテラス状のボイドも、タワー内の環境を改善をしつつ、コミュニティ醸成のためのスペースとして有効利用されている点が魅力的です。とかく効率的に床面積を確保することに執心しがちなタワーマンションにおいて、一石を投じるアイデアだと思われます。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   難波 和彦   日野 雅司   松村 秀一  

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