GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
プロトタイプ住宅 [PHW-BR]
事業主体名
ラッツ・アーキテクツ株式会社
分類
住宅・住空間
受賞企業
ラッツ・アーキテクツ株式会社 (大分県)
受賞番号
14G100823
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本住宅は、延べ床面積約32坪のコンパクトな住宅である。樋は開放型の内樋とすることでメンテナンスフリーとし、また外観上でもアクセントになっている。 また断熱は外断熱とし、南側に大きな開口、夏の日差しを遮り冬の日差しを取り入れる庇など、パッシブに力を入れながらも、その要素を意匠へと昇華することを目指している。 パッシブとデザインを両立させた住宅である。

プロデューサー

ラッツ・アーキテクツ株式会社 代表取締役 古後信二

ディレクター

ラッツ・アーキテクツ株式会社 代表取締役 古後信二

デザイナー

ラッツ・アーキテクツ株式会社 代表取締役 古後信二

詳細情報

http://rats-architects.com/%E5%BB%BA%E7%AF%89%E4%BD%9C%E5%93%81/0071-casa-nakanoshima/

利用開始
2013年7月
販売地域

日本国内向け

設置場所

大分県佐伯市中の島

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

パッシブな手法によってできる工法や構造に、より良いデザインへの昇華を図った住宅である。

背景

パッシブデザインの住宅というと、すぐに思い浮かぶのは切妻の伝統的な住宅である。それは、日本という地理、気候に対し合理的な形式を目指してたどり着いた一つの回答である。 一方で、近代以降のモダンデザインの住宅は、そういった環境という要素を削ぎ落したものが多い。そのような中で、この二者を両立するものがつくれないかと考えた。

デザイナーの想い

東北の震災以降、日本ではより環境や資源といったものへの関心が高まりつつある。そういったものに対する一つの回答として、住宅ではパッシブデザインがあげられるが、これは意匠的なデザインと相反することが多い。そこで本住宅では、パッシブな設計がより良いデザインを生み出すことを証明したかった。

企画・開発の意義

従来、日本の地理、気候を考慮し進化していった伝統的な住宅の要素である、南面開口、南北の風通し、日射を考慮した庇の出、等を取り入れつつも、それらの要素を一度分解し、再解釈することで従来のものとは異なるパッシブ・デザインの住宅を目指した。

創意工夫

シンプルな外観にするため、ゆるやかな勾配の屋根に内樋を設置し、その樋がそのまま外壁の溝となることで、納まりはもちろん見た目においてもすっきりとしたデザインとした。

仕様

延べ面積:108.65 ㎡ 木造 地上2階

どこで購入できるか、
どこで見られるか

大分県佐伯市中の島
PHW-BR(中の島の家)

審査委員の評価

当該応募者は、ここ数年間に渡り、地域の工務店と共同開発したプロトタイプ住宅を応募している。その活動範囲は、九州の大分から沖縄まで広範囲であり、その地域の気候風土を十分に研究した上で、多様なプロトタイプを提案してきた。今回の応募作品は、地元大分の住宅であり、典型的な都市住宅を指向している。細部にはまだ改良すべき点が散見されるとはいえ、こうした息の長い活動を高く評価したい。

担当審査委員| 古谷 誠章   篠原 聡子   難波 和彦   日野 雅司   松村 秀一  

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