GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
大型汎用コンピュータ [FUJITSU Server GS21 シリーズ]
事業主体名
富士通株式会社
分類
オフィス用品・機器
受賞企業
富士通株式会社 (神奈川県)
受賞番号
14G080651
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

GS21は社会基盤の中核を担うプラットフォームでの基幹業務に利用されるメインフレーム装置(大型汎用コンピュータ)です。メインフレームの特徴を活かして銀行の勘定業務や自治体の税務システム、航空機の管制システム等に活用されています。処理能力の高さだけではなく、冗長性の高さや長期間にわたる安定稼働における信頼性といった「絶対にトラブルが生じない事」が求められる重要な装置です。 折り紙を思わせるデザインは「日本が誇る技の力=高い技術力が実現する信頼性の象徴」としての表現です。また内部への不正なアクセス防止と十分な吸気効率にも役立っています。

プロデューサー

富士通株式会社 エンタプライズサーバ事業本部 本部長 野田敬人

ディレクター

富士通デザイン株式会社 プロダクトデザイン事業部 岡本照美

デザイナー

富士通デザイン株式会社 プロダクトデザイン事業部 津坂伸治、舌 佑樹、諸岡寿夫+株式会社 Caro 山口 英文

詳細情報

http://globalserver.fujitsu.com/jp/

発売
2014年4月3日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

折り紙を思わせる形状は日本が誇る「技の力=高い技術力が実現する信頼性」の象徴。

背景

今年、富士通のメインフレーム事業は50周年を迎えます。基幹業務電子化の歴史とともに人々が安心して暮らせる社会づくりをサポートしてきました。90年代以降、システムのオープン化やクラウド化の波によりメインフレームの需要は一時衰退したかに見えましたが、専用設計システムが持つセキュリティの高さや安定性が再び評価され、オープンシステムとの効率的な連携など、新時代のメインフレーム活用が今注目されています。

デザイナーの想い

前機種からのリプレイス商談が多く、ご購入いただいたら約10年に渡って無休で稼働する装置です。その間、基幹業務においてのトラブルは絶対に許されるものではありません。その信頼がまた次の10年につながってゆくのだと考えています。この装置は単なる大型コンピュータではなく、お客様と富士通の長い信頼関係の証のような存在だと思いながらデザインしています。

企画・開発の意義

Made in Japanのこだわりを感じさせる存在感を持ちながらも、筐体サイズの小型化、軽量化により貢献できるようなデザインを目指しました。また、通常の筐体サイズにした事で周辺機器と共通の統一デザインが実現しました。サイズ面だけでなく、冷却方式や配線方法に一般的な方式を採用するなど、標準データセンターへの設置性を強化し、従来必要であった専用設備等にかかる費用を削減しました。

創意工夫

折り紙を思わせるような形状の組み合わせにより、外装による構造的強度を確保しました。スリット部は内部への不正なアクセス防止と十分な吸気効率の両立を実現しています。また、特徴的な外観デザインだけでなく、データセンタ環境での操作性や視認性の向上にも注力しました。オペレーションパネルには自発光式を採用し、ボタンや表示も従来より大きくしています。メインフレームとして相応しい外観イメージのインパクトだけでなく、設置性や保守作業の確実さが実現する安定稼働など実利的な価値をお客様に提供することを心がけました。

仕様

外形寸法(幅:700mm×奥行:1,110mm×高さ:1,800mm) 本体質量:440kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

富士通 GS21シリーズ 製品サイト

審査委員の評価

一般的に見ることのできない企業や銀行、官庁、自治体などの基幹業務を支えるメインフレームにおいて、積極的にデザインを導入した姿勢を評価した。特に従来機に比べて小型化や軽量化を試み、伝統工芸を思わせるような高い金属加工の技術を採用して折り紙を連想される外観デザインを施し、交互にテーパーがかかるスリット加工によりセキュリティ確保と吸気効率を高めた点など創意工夫が感じられた。黒と赤の色彩を効果的に使い「信頼の証」を主張しながら存在感を示した外観デザインは、メインフレーム事業における企業の責任意識が表出されている。

担当審査委員| 朝倉 重徳   池村 明生   田子 學   樋口 孝之  

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