GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
炎感知器 [FDF-2410]
事業主体名
深田工業株式会社製造本部
分類
開発・生産・製造用の機器・設備
受賞企業
深田工業株式会社 (愛知県)
受賞番号
14G070555
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

屋内外を問わず、爆発危険を伴うような危険物プラント施設において、広範囲にわたり炎を検出する炎感知機。炎から発せられる特有の赤外スペクトル(光のもつ波長の特徴)をとらえ、高度な内部処理により火災信号を出力可能とした。産業用防災機器として、可燃性ガスが滞留する環境においても安全に作動するよう、防爆構造を有する。

プロデューサー

深田工業株式会社 製造本部開発研究室 高嶋武士

ディレクター

深田工業株式会社 製造本部技術部 高木康宏

デザイナー

有限会社 造デザインアソシエイツ 江藤太郎

利用開始
2014年12月
販売地域

日本国内向け

設置場所

危険物施設等

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

3点ボルト締め型構造の独創的な造形によるメンテナンス性・視認性・堅牢性・コンパクト性を追求。

背景

近年、大規模自然災害や社会資本の老朽化による災害を経験し、社会は防災に対する取組みや投資の重要性を認識している。また、技術革新や環境化社会へのシフトがもたらす新たな危険物の取り扱いも問題となっている。そこで、より高感度/高性能な炎感知器を開発・市場投入する事により、災害形態の変化や社会の要求に応え、社会インフラの下支えとなる安全環境の提供を進めることとした。(産業設備)

デザイナーの想い

優れた最先端の防災技術と製品を知ってもらうことにより、ユーザーの防災意識を高め、より安全・安心な社会の実現に貢献できること。また、専門技術を活かした高度な防災機器のデザインは始まったばかりで、人命と財産を災害から守るための機器のデザインは、大きな責任を伴い、それを担保する品質を表現するデザイン力が求められている。

企画・開発の意義

ユーザーにとって、防災に対するコスト意識は高い。防炎範囲を広くカバーできる性能を有した高感度な炎感知器による防災システム構築は、安全性とコストパフォーマンスの両方を達成可能とする。また、定格銘板を上面に配した筐体一体の表示デザインにより、利便性を追求しメンテナンス性を確保。先進技術を反映した独創的デザインにより信頼性も高いものとなる。

創意工夫

1.3点ボルト締めの簡潔な構造によるコンパクト性と、上面にすべての仕様をデザイン的に表示。定格銘板の情報を集約しメンテナンス性の向上を図った。 コンパクトで堅牢性を確保するため、内部基盤を含む構造は困難な制約の中で、その性能を達成した。 2.従来器に比べ、感知時間・監視距離・監視角度の性能を同等以上とした。 3.燃焼ガスを含む各種外光(ノイズ)への耐誤作動機能を備えている。 4.独創的な筐体でありながら、防爆規格適合品を達成した。

仕様

炎感知器FDF-2410 筐体材質:アルミダイカスト 質量:約1.6kg 外観仕上げ:エポキシ樹脂塗料仕上げ 監視角度:90°フルコーン 公称監視距離:正面60m 絶縁抵抗:50MΩ以上 絶縁耐圧:絶縁破壊なし(AC1000V正弦波2分) 電源:AC100V、5VA 使用温度範囲:-40〜80℃ 使用湿度範囲:35〜95%

どこで購入できるか、
どこで見られるか

深田工業株式会社本社 愛知県名古屋市北区上飯田西町3丁目5番地
深田工業株式会社

審査委員の評価

防災機器には絶対的な信頼性が求められる。炎が発する特有の光が持つ波長の特徴を捉え、火災信号を出力できる当炎感知器は、アルミダイカスト製の堅牢感のある外観からも信頼性が感じられた。3点ボルト締めの三角形の形状は、メンテナンス性を高めるだけでなく、どこから見ても目立つ効用もある。感知時間、監視距離、監視角度において従来機と同等以上の性能を持ちながらも、従来機の1/10のコストに押さえた点も設置容易性を高めるデザインポイントと評価した。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   田川 欣哉  

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