GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
帯域制御装置 [PureFlowシリーズ]
事業主体名
アンリツネットワークス株式会社
分類
開発・生産・製造用の機器・設備
受賞企業
アンリツネットワークス株式会社 (神奈川県)
受賞番号
14G070549
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本製品は、サーバから入力された大容量のデータを効率よく出力する(瞬間的に入力された大容量のデータを、容量をならして出力する)帯域制御装置です。帯域制御装置は、企業ネットワークや金融システム、動画配信サービス、データセンタなどのサーバーの近くに接続され、ネットワークの通信品質を安定させ、つながりやすくします。また、小さな容量の回線に大きな容量のデータを流せるので、回線を効率的に利用できます。

プロデューサー

アンリツネットワークス株式会社 開発部 笛木正

ディレクター

株式会社GKインダストリアルデザイン 朝倉重徳+アンリツ興産株式会社 デザイン・ドキュメントセンター 青木隆

デザイナー

株式会社GKインダストリアルデザイン 鈴木慶

発売予定
2015年2月
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

データセンター設備

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

業務用としての機能性・使い勝手を確保しながら、ハイスペック機としての先進性と信頼性を表現。

背景

従来の帯域制御装置は1Gbit/sの帯域幅まで対応し、企業ネットワークや金融システム、映像配信サービスなどの市場で普及を進めていた。昨今のスマートフォンやクラウドサービスの普及に伴い、より帯域幅の大きい帯域制御装置が求められてきた。本製品は、クラウド級の10Gbit/sの帯域の回線にも対応する、帯域制御装置の最上位モデルとして開発が始められた。

デザイナーの想い

業務用機器は機能性・使い勝手を考慮すると煩雑な表情になりがちだが、シンプルな外観表現にこだわった。(直線を基調としたミニマルな構成/高品位なアルミの質感により高機能感を表現)

企画・開発の意義

本製品は、帯域制御の誤差が極めて小さく高精度であることや、最適なパケット送出間隔で平滑化できるといった独自性に特長がある。欧米メーカーのダイナミックで派手なデザインの競合製品が目立つ市場において、本製品の独自性や先進性、信頼性をデザインで訴求すると共に、ネットワーク機器の範疇を超えた“知的な人工物”のような雰囲気を持つ、新たな帯域制御装置としての存在感の創出を試みた。

創意工夫

競合製品は機能的に必要な吸気孔を前面や上面にそのまま露呈させているものが多く、外観上だけでなく、内部に埃や異物が侵入しやすいという問題があった。その中で本製品はアルミ切削加工したフロントパネルを効果的に用いることで吸気孔を直接見せない造形処理とし、シンプルでミニマルな表情とした。 また、フロントパネルの構造を利用し動作状態を示すインジケータを配置。間接照明方式とすることで、高級感と独自の存在感をアピールした。

仕様

外形:88(H),436(W),471(D)mm(突起物は除く) 質量:8.0 kg 以下(冗長電源搭載時9.5 kg 以下) 主材料:アルミニウム、消費電力 190 VA 以下

審査委員の評価

機能や効率が優先される業務用の制御装置は、ややもすると意匠性とは無縁の煩雑なデザインとなってしまう場合が少なくない。同社の最上位モデルの位置づけであるこの帯域制御装置は、効果的な素材使いと造形要素の整理によって、最上位モデルにふさわしい知性と先進性を感じさせる高品位なデザインとしてまとまっている。特にフロントパネルを潔く上下に分かつ造形は、その境界部に吸気構造とインジケーター機能を有しており、機能と意匠性が一体となった本製品のアイデンティティとも言えるディテールとなっている。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   田川 欣哉  

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