GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ラチェットパイプカッタ [KTC ラチェットパイプカッタ(No. PCR3-35, 66)]
事業主体名
京都機械工具株式会社
分類
開発・生産・製造用の機器・設備
受賞企業
京都機械工具株式会社 (京都府)
受賞番号
14G070529
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本製品は、工場施設などに使用される配管用パイプを切断するためのパイプカッタです。ラチェット機構とロータリーヘッドを採用しているため、切断するパイプをくわえ込んでノブを締め付け、ハンドルを往復するだけでパイプを切断可能です。本体を回す必要が無いため狭い場所でも作業可能。自動送り機構により刃が自動的に繰り出されるため、ノブの締め直しも必要ありません。専用刃により切粉や火花が発生しにくいためパイプ内への切粉混入のおそれが少なく、ガス配管の解体時等にも安全に作業が可能です。また、カエリが発生しにくく切断面の後処理を省略でき、作業時間の短縮が図れます。

プロデューサー

京都機械工具株式会社 寺嶋朗

ディレクター

京都機械工具株式会社 マーケティング本部商品開発部 頼富士朗

デザイナー

京都機械工具株式会社 マーケティング本部商品開発部 岡本正人

詳細情報

http://ktc.jp/catalog/html/pcr3-35.php

発売
2013年2月
価格

39,800 ~ 59,800円

販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

PCR3-35(適用パイプ外径15.88〜35mm): 全長240×幅102×厚さ54mm、960g PCR3-66(適用パイプ外径35〜66mm): 全長335×幅135×厚さ62mm、1,750g

受賞対象の詳細

背景

鋼管やステンレス鋼管の切断には高速切断機やグラインダーがよく使われますが、作業現場で電源が確保できるとは限らないこと、火花や切粉が発生するため対応できる作業に限りがあること等から、手動タイプのパイプカッターと使い分けされることが一般的です。しかし従来のパイプカッターでは、パイプにカッタを押し付けた状態で本体を回転させねばならず、本体を回転させられるスペースが必要でした。

デザインコンセプト

ロングセラー商品であるが故の問題点や要望を解決し、さらに機能を高める。

企画・開発の意義

工場施設等において、従来品では切断できなかった厚肉配管用ステンレス鋼管が使用されるケースが増加してきた。本製品では作業者要望に応え、従来の1.2mmから3.0mmまでの厚肉配管用ステンレス鋼管に適用を拡大。化学工場、石油工場など、耐食性や高温対応が必要な現場での作業に対応した。

創意工夫

刃形状および各部の構造を見直し、刃にかかる力の向きをコントロールすることで、耐久性を飛躍的に向上させました。一方、対応する専用刃の区別のため、従来品のグリーンに対して本製品ではイメージカラーをオレンジに統一。切断可能な配管種類に合わせた色展開としました。

デザイナーの想い

プロの世界では作業に対する安全と確実さ、そしてスピードの向上が求められています。当社は工具メーカーとして、こういったプロメカニックの厳しい要求に応え、基本機能のより一層の充実とより高い信頼性を提供していかなければならないと考えました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

KTC製品取り扱い販売店
KTC取り扱い販売店リスト

審査委員の評価

従来のパイプカッターは、加工するパイプを中心に工具を回転させる必要があり、狭い場所で作業がしづらいという問題点があった。本製品は、本体にラチェット機能を設け、工具の往復運動のみで加工ができる構造とすることでその課題を解決している。また、現場の要望に応えるべく、3mmまでの厚肉配管加工への対応など、基本機能の充実化に誠実に取り組んでいる点も評価した。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   田川 欣哉  

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