GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
内装用壁材 [エコカラットプラス]
事業主体名
株式会社LIXIL
分類
家具・インテリア用品、住宅設備
受賞企業
株式会社LIXIL (東京都)
受賞番号
14G060506
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

エコカラットプラスは家と空気を美しく整えるインテリア壁材です。日本の気候と相性のよい土壁をルーツに持つ多孔質セラミックスが、部屋の中の空気を吸って吐いて、季節を問わず快適な湿度を保ち、気になるニオイやシックハウス症候群の原因ともなる有害物質も低減していきます。「湿気」「ニオイ」「有害物質」を吸着する従来の性能を向上させながらも、一方で「湿気は通すが水や汚れは通さない」という相反する性質を両立させることにより大きく進化しました。この機能向上により、今まで住宅中心だった使用場面が、福祉施設や病院、水まわり空間などへも広がり、様々なシーンで上質な空気とインテリアを提供できるようになりました。

プロデューサー

株式会社LIXIL タイルビジネスユニット タイル開発部 部長 田阪裕一

ディレクター

株式会社LIXIL タイルビジネスユニット タイル開発部 営業サポートグループ グループリーダー 西村羊一

デザイナー

株式会社LIXIL タイルビジネスユニット タイル開発部 タイル設計グループ デザイナー 崎山智弘

詳細情報

http://ecocarat.jp/plus/

発売
2014年2月
価格

6,700 ~ 13,700円/㎡

販売地域

日本国内向け

設置場所

戸建住宅・集合住宅・公共施設の室内空間(リビング・寝室・エントランス・洗面・トイレ)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

基本性能の向上により使用場面を拡大し、多様な空間で空気環境改善と上質な空間演出ができること

背景

空気環境に配慮した住宅への関心が高まるなか、エコカラットは調湿性能に代表される機能と壁紙では表現できない立体的な意匠が評価され採用を拡大しています。しかし、発売から15年以上が経過し、多様化する住宅や増加する老健施設、要望の多い水まわり空間などへ対応するために基本性能の見直しが必要でした。基本性能を向上することにより使用場面を拡大し、より幅広い空間で暮らしをサポートすることを目指しました。

デザイナーの想い

エコカラットプラスは電気やガスなどのエネルギーに頼ることなく、自然の力を上手に活用して目には見えない空気の質や空間の雰囲気を美しく整えることで心地の良い空間作りをサポートします。環境に、家に、そして人にやさしいこの素材を住宅に限らず幅広い空間で今まで以上に使ってもらいたいという思いで、多様なインテリアに合わせやすく、長く使っても飽きの来ないロングライフデザインを目指しました。

企画・開発の意義

調湿性能の目安である吸放湿量を30%向上させ、たっぷりとした調湿力を発揮。「浴室と隣接した脱衣所」のジメジメや「部屋干し洗濯物」によるジメジメを軽減します。また、ニオイ吸着性能を向上し、介護臭などを低減します。在宅介護の現場や介護・福祉施設などでニオイに対する負担を軽減します。さらに、表面構造を改良し、清掃性を向上。水汚れが気になる洗面室やトイレでも使いやすくなり、使用場面が一層拡大しました。

創意工夫

「エコカラット」は、空気中の湿気やニオイを吸うために表面に無数の小さな孔が開いており、「エコカラットプラス」は原料の調合から見直すことで、その空気孔の面積と容量を増やし、「湿度」、「ニオイ」、「有害物質」に対する性能を上げています。 また、表層下は基本性能を向上させながらも、表層部分は湿気しか通れないほどの微細な孔を持つ二層の構造を作ることで、汚れが付着したとしても簡単にお手入れできる機能を実現しています。 これらの機能アップにより、冬場の結露や過乾燥が気になる高気密な住宅でも、介護臭や消毒臭などのニオイに対する問題を抱える介護・福祉施設や病院でも、水はね汚れが心配されていたトイレ・洗面空間でも、より使いやすくなりました。 これまで培ってきた技術を見直し、更なる技術と組み合わせることで、多様なシーンで暮らしに役立つ新しい価値を生み出しました。

仕様

実寸法:30.3×30.3㎜〜303×303㎜ 重量:9.0〜14.6kg/㎡ ※壁面に施工した状態での寸法・重量は現場ごとに異なります。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

LIXILショールーム
LIXILホームページ

審査委員の評価

ついにお手入れができるようになった。15年前から発売されているエコカラットは、マットな表情と優れた機能性をGマークでも評価していたが、その後の製品は、機能の向上と華飾のバリエーションが増え続ける傾向だったが、なかなかメンテナンスの提示が難しかった。水を吸い込む素材の性質上、水拭きには不向きであった。今回の新製品エコカラットプラスは、表面を二層にし、水や汚れが入り込みにくい構造にすることをついに成功させた。特別な技術や機械を使わずに、日々の拭き掃除でお手入れが楽にできるようになった。企業の開発努力を高く評価したい。

担当審査委員| 橋田 規子   五十嵐 久枝   服部 滋樹   吉田 龍太郎  

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