GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
室内物干し器 [くるリング]
事業主体名
モリテックスチール株式会社
分類
家具・インテリア用品、住宅設備
受賞企業
モリテックスチール株式会社 (大阪府)
受賞番号
14G060490
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

天井に取り付ける室内物干し金物。ユーザーが使いたい時に、物干し金物についてあるリングを、天井から降ろします。単体使いは、パラソルハンガーをリングに通して下着等を干すことができます。また二個使いの場合は、リングに竿を通して洗濯物を干すことができます。8Kgまでの洗濯物を干すことができます。特徴は、当該器具を使わない時に、リングを引くと、バネの力で天井にある器具本体までリングが上がり、天井に対して水平に収納します(ワンタッチ収納)。器具の色は、白色を基調としており、非使用時は部屋と同化して、美観を損ないません。

プロデューサー

モリテックスチール株式会社 常務取締役 木村愼一

ディレクター

モリテックスチール株式会社 R&D本部 服部正 佐藤栄治 福田拓馬

デザイナー

フォームイーデザイン代表 木下孝広

詳細情報

http://www.molitec.co.jp/products/unit/kururing.html

発売
2014年4月1日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

8Kgの洗濯物を干す事ができる反面、非使用時は天井に当該器具が付いている事に違和感がないデザイン

背景

昨今、共働きやPM2.5や花粉、突発的な雨など、外に干したいけど干せない環境にあるなかで、室内干しのニーズは高まっている。室内物干し金物という商品があることで、室内で洗濯物を干すことができた。しかし、室内物干し金物があることで、部屋の美観を損なうきっかけを作ってしまった。くるリングは、生活の上で必要な洗濯と、部屋の美観を損なわない両方の期待に応える想いで開発が始まりました。

デザイナーの想い

都市部にあっては室内干しは避けて通れない生活の一部となっている。その場所もリビングやダイニングなど、家族団欒の空間になされることが多い。一時的にせよ、せっかく得た空間に、洗濯物が目障りとなるのは致し方ないとしても、当該器具の使用時と非使用時との変態差でメリハリをつけ、生活にリズム(家事のON-OFF)を与えることが出来ればと考えた。

企画・開発の意義

家に求められる事は家事のし易い機能性と家族団欒を心地よく過ごせる空間である。ユーザーが、当該器具を使用する時は気軽に室内干しを行い、また非使用時は、当該器具がワンタッチ収納より室内空間に溶け込むメリハリをつけるモノを企画・開発する。

創意工夫

器具の非使用時において、空間に溶け込む工夫を凝らした。器具本体のリング収納部分に傾斜を設けて、ネオジウム磁石をリングと本体の傾斜部分に埋め込むことで、リングは常に天井に対して水平に収納する。室内干しができる一方で、非使用時には、ワンタッチ収納より空間に溶け込む。器具本体は天井についてあるため、照明器具や紫外線等の光で、劣化しやすい環境にあるが、本体の樹脂材を耐光性に優れた経年劣化の進行しにくい材質を選びました。洗濯物が8kgまで干せるステンレスワイヤーを採用。ワイヤーは本体に、1200㎜収納されており、6段階の高さ調節ができる。リング形状を瓢箪形にすることで、竿が揺れ等で抜け落ちないよう、ユーザーが安心して使える設計にしました。

仕様

室内天井に取り付ける物干し金物。使い方は、物干し金物を天井に取り付けておき、リングを降ろしてセットする。リングの昇降は6段階の調整が可能。単体使用も2箇所つけて竿を通して使用することもできる。リング形状は瓢箪形にする事で、竿がリングから抜け落ちない安全設計。不意な来客時などはゼンマイバネが動力でワイヤーを巻取り、リングを天井に対して水平に収納でき、部屋の景観も損ねない商品である。

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審査委員の評価

室内干しは、建物の美観、大気汚染などの理由でニーズが高まっている。本製品は、竿を掛けるリングが天井に収納され、使用時に下して使用する構成。天井にコンパクトに収納できる点や、収納時手を放すとワイヤーがスルスルと収納され、常に美しく定位置に戻る様子が面白く、アクションが軽快。リングの形状は樹脂の柔軟性を活用し、竿がしっかり固定されるようになっている。コンパクトながら1個で8kgの洗濯物を干せる耐荷重を持つ。

担当審査委員| 橋田 規子   五十嵐 久枝   服部 滋樹   吉田 龍太郎  

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