GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
在宅向け電動介護用ベッド [楽匠Zシリーズ]
事業主体名
パラマウントベッド株式会社
分類
家具・インテリア用品、住宅設備
受賞企業
パラマウントベッド株式会社 (東京都)
受賞番号
14G060449
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「楽匠Zシリーズ」は、累計26万台の販売実績を持つ「楽匠Sシリーズ」(2009年4月発売)の後継機種で、 本人の自立を促すとともに介護者の負担も軽減する全く新しい起きあがりシステムを搭載。従来の背あげ動作に、ベッド全体を傾かせる動作を加えることで、床ずれの発生要因となる起きあがり時の身体のずれや圧迫感を大幅に軽減し、背あげ後の姿勢をしっかりと保持する。背あげ後は足先が座面よりもさがることで、身体に負担のかかりにくい姿勢で過ごすことができるほか、ベッドからの離床もより容易に行うことができる。

プロデューサー

パラマウントベッド株式会社 開発部 嶋田竜也

デザイナー

パラマウントベッド株式会社 デザイン部 松本孝樹

詳細情報

http://www.paramount.co.jp/

発売
2014年1月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「一人でも多くの方に、自立したその人らしい生活を」過ごしてもらうための製品へ。

背景

弊社の在宅介護ベッドは、利用者と介護者、福祉用具の専門相談員や貸与事業者等から幅広く声を集めて機能の改善を図っており、今回も旧製品へ寄せられた意見を元にして企画を始めた。また社会背景として、高齢者の独居世帯の増加、介護者の高齢化など、今後増えていく介護ベッドの利用者や環境に対して、デザインの提案が求められている。

デザイナーの想い

不安やストレスを感じさせることなく、日常の生活を自然にサポートする存在であることを目標にした。具体的には、過去のシリーズから継続している「清潔感、安心感、やさしさ」のイメージを踏襲しつつ、構造フレームは出来る限り露出を抑えたレイアウトに、外装部品には安心感に繋がる相応の量感を持たせた。また、使用するインテリアや用途に合わせて選択ができるように、4タイプのデザインバリエーションを用意した。

企画・開発の意義

新しい背あげ姿勢により、これまでにない視界の広さ、身体の動かしやすさ、離床のしやすさを実現し、利用者のコミュニケーションや離床への意欲につながる刺激となることを期待した。また、利用者の身体状況や目的に合った、リラックスした背あげ姿勢をとることができるため、介護をする方の負担の軽減にもつながる。

創意工夫

従来の背あげ機構にベッドの傾斜を加えた自動制御の動作により、床ずれ発生リスクを低減して快適な背あげを実現。 ベースフレームを分割してベッド下の空間を広くすることで、ケアのしやすさや周辺機器(リフト、テーブルなど)の使いやすさが向上。 背あげ後の姿勢は簡単な操作で、目的に合わせた2つのポジションが選択可能(ケアがしやすい姿勢/活動しやすい姿勢)。樹脂一体成形によるボトムは、伸びて曲がる背あげ構造とくぼみの深さを部位により変化させたことで背あげ時のマットレスのずれを低減。認知症の利用者への配慮から、誤操作対策や機能制御の機能を加えた手元スイッチ。停電時など電源の取れない状況でも手動式のハンドルで発電し、ベッド操作が可能な安全機能をオプション設定。 専用手すり(オプション設定)により、ベッドからの立ち上がりや移乗、室内の移動などさまざまな用途に対応し、目的に合わせて多様な組み合わせが可能。

仕様

96種類のバリエーション(モーションが3種類、幅が2タイプ、長さが2タイプ、デザインが4タイプ、停電用の手動ハンドルの有無で2タイプ)、全長:212.3cm/全幅:99.9cm/全高:61.7〜105.2cm(3M/91幅/レギュラー/樹脂ボードの場合)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

けあ・ふる(本社ショールーム:東京都江東区東砂2丁目14番5号)
ショールーム・支店のご案内

審査委員の評価

ベッドとしての機能性が最大限に引き出されている。介護者の負担を軽減すると共に自立促進と言う考え方も、この機能を用いれば実現を予感させる。住空間を想定するとヘッドボードなどの素材選定をもう少し考慮していくと製品ラインアップの幅も拡がってくるだろう。

担当審査委員| 橋田 規子   五十嵐 久枝   服部 滋樹   吉田 龍太郎  

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