GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
両手鍋 [鋳物ほうろう両手鍋]
事業主体名
ハースデザインズ株式会社
分類
生活・家庭用品、キッチン用品
受賞企業
ハースデザインズ株式会社 (大阪府)
受賞番号
14G030189
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

当製品は家庭で気軽に本格的なダッチオーブン料理ができることをメインに、煮る、焼く、揚げる等、幅広い料理が可能な鍋である。万能調理器としての性能を発揮することが出来る蓄熱性の高い鋳物を採用。鋳物を調理に使用するメリットのひとつに鉄分補給があるが、錆びやすく手入れに手間がかかる。今回の製品は、鋳物の蓄熱性を活かしながら、弱点である錆び防止に、琺瑯を全面に施すことで簡単な手入れで長く使用できる。特徴的な取手は、従来の両手鍋より上下の取手の間の隙間が広く、蓋の取り外しがスムーズに行える。また凹凸の少ない丸いフォルムなので、清掃が簡単である。高い機能性と鋳物、琺瑯の特徴がひとつになった鍋である。

プロデューサー

ハースデザインズ株式会社 代表取締役社長 高野幸雄

ディレクター

三上嘉啓

デザイナー

三上嘉啓

発売予定
2015年2月
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

蓋を閉じた状態:Φ240(取手含めW294)*H60 重量:5.5kg / 蓋(グリルプレート):Φ240*H13 重量:2.43kg / 鍋:Φ240*H47 重量:2.62kg 材質 : 鋳鉄 / 表面:蓋、鍋ともに琺瑯仕上げ

受賞対象の詳細

背景

弊社の関係会社で、57年目を迎える琺瑯加工専業メーカーが、蓄積されたノウハウで、全面にカラー琺瑯を施した鋳物鍋を開発し、弊社オリジナル商品として販売。それをきっかけに新たな市場に新規参入し、市場動向、ニーズ等、今まで入手し得なかった情報に基づき、新商品の開発が必要だと感じた。また食に関心が集まる社会背景から、細やかな機能的配慮とデザイン的にも訴求力のある商品の必要性を感じ、当製品の開発に至った。

デザインコンセプト

機能面からカタチ、表面処理、使用素材を導き出し、心地よい使用感をエンドユーザーに提供すること。

企画・開発の意義

特徴的な取手は、見た目の訴求力だけでなく、蓋の取り外しがラクな機能性の追求から導き出されたカタチである。また鋳物の蓄熱性と、手入れのしやすい琺瑯を表面処理に採用することで、快適に調理を行うことができ、より心地良い生活を可能にする道具を提供する。

創意工夫

蓄熱性の高い鋳物、錆を防ぎ人体に悪影響のない琺瑯、この二つの特徴を活かしながら、より商品価値を高める為、従来の両手鍋の蓋の取り外しにくさを解決することに着目。当製品の取手は蓋の取り外しやすさと、閉じて持ち運びする時の握り易さを確保する為、細かなサイズ調整と検証を行った。また閉じた時の一体感あるフォルムも特徴で、従来の鍋にない訴求力のあるデザインの両手鍋になった。

デザイナーの想い

鋳物と琺瑯のふたつの利点を活かしながら、素材と表面処理だけでなく、調理をより快適にし、心地良く使える両手鍋が作れないかと考えました。試行錯誤する中、従来の両手鍋よりも上下の取手の間を広くすることで、蓋の取り外しがラクに行える両手鍋ができました。特徴的な取手は機能から導き出された意味のあるカタチです。

審査委員の評価

素材の特徴を活かしながら、多用途な鍋としての機能性がよく考えられている。扱いやすさや手入れのしやすさなども考慮されており、日常的に用いて違和感のない、汎用性の高い道具となっている。外観も、従来の鋳物製品の重厚感とは異なるシンプルでモダンなイメージが表現されていて、日常生活に取り入れやすく魅力的である。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   佐藤 弘喜   須藤 玲子  

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